ちょっとしたこと。

たとえば、資源ゴミをいれたビニール袋がきつく結んであって全然ほどけなくて、しかもそれを結んだのは自分じゃなかったとき。

イラットシテシマウ。

ちょっとしたこと。

たとえば、いつもは激厳しい資源回収のペットボトル担当のおじさんが「貸してみ」と言って袋の結び目をほどいてくれて、なおかつ「こんなに結んだらいかんよなぁ」と言ってくれたとき。
 

大好き…と思いながらルンルンになる。

 

 

 

いとも簡単に、気分は浮き沈みをくりかえす。

 

 

 

 

それもこれも生理前だからだ。

 

 

わたしが根本的な情緒不安定なのではなく、ホルモンの変動によるものなんだ。

 

普段よりシミが浮き出てきて、身体全体がなんだかチャポチャポして、どんだけ筋トレやストレッチをしても何の効果もないように思えて、みじん切りにした大根葉がシンクに落下して全世界を呪ったりするのも、ホルモンのせい。

夜ご飯のあと食べるものを求めて延々と冷蔵庫を開けたり閉めたりするのも、目が痒いのも肌が痒くてそれにイラッとして掻きむしって後悔するのも、ホルモンのせい。

 

そして、生理が来た途端スッと平常運転に戻って二重人格説があるのも、ホルモンのせい。

 

 

 

一生のうち、体内で作用するホルモンの量はティースプーン一杯程度らしい。

 

ちょっとのホルモンが、こんなにちょっとしたことでわたしを左右するなんて、、、

 

 

 

ホルモン、恐ろしい子。

 

mi.

 

 

アロマセラピストの試験勉強ノートより。

乱筆。