ずいぶん間が空いてしまいました。
気付いたら、これが今年の初ブログ?
我ながらびっくり
我が家はダンナも私も毎年、年末年始はずっと仕事。
息子も年末年始はずっとバイト。
そのため、歳の瀬感もお正月感も何もなく、平常通りに日々が過ぎていく。
今年もそうなるはずだった。
が、年が明けていきなり、私の母が脳梗塞で緊急搬送された。
命に別状は無かったが、当然入院。
その数日後に、私の親戚が亡くなった。
葬儀に参列したところ、集まっていた親戚達から次々にこう言われた。
「〇〇おじさん(←私の父)、ちょっとおかしくない?」
「睦ちゃんのお父さん、認知症始まってない?」
「〇〇おじさん、言動がおかしいぞ」
「睦ちゃん、お父さんを病院に連れて行った方がいいよ」
実は私も、ちょっとおかしいと思っていた。
年末あたりから父がちょくちょく私に電話をかけてきていたのだが、言っていることがトンチンカン。
そもそも父が私に電話をかけてくること自体がおかしい。(←本来そういうことをしない人)
そこで、父親抜きで家族会議。
しかし兄と母から帰ってきた言葉は私の予想通りだった。
「お父さんの言動がおかしいのは、今に始まったことじゃないだろう。
昔から話が通じないじゃん(by兄)」
「私も最近になって、あれ?とか、ん?と思うことがちょっとあったんだけど、でも、お父さんがおかしいのはいつものことだしねぇ(by母)」
やっぱり
二人の言うことは尤もだ。
私の父は、読解力というものを全く持ち合わせていないので、会話の相手と話が噛み合わないのはいつものことなのだ。
だから言動がトンチンカンでも全然おかしくない。
とはいえ、親戚だけでなく私にも、そのトンチンカンぶりに拍車がかかっているように思える。
しかし一緒に暮らしている家族には分かりにくいんだろうな。
結局は、ヒマラヤよりもエベレストよりもプライドの高い父を病院に連れて行くことは不可能ということで、もうしばらく様子見になってしまった。
年齢的に、認知症ではなく単なる加齢性のボケかもしれない。
ま、家族はそう思いたいよね。
家族の目にもおかしいとなったら、さすがに兄が力ずくで病院に連れて行くだろう。
そんなことを言っているうちに、母が退院した。
幸い、後遺症は全く無し。
じゃあ大団円かというと、そうでもない。
実は昨年の秋に母は背骨を骨折して、半寝たきりになっていた。
つまり、退院しても、自宅で半寝たきりの生活に戻るだけなのだ。
その介護は父がやっている。
母の介護ができているうちは、父の方にも大きな問題は無いとみていいのだろうか。
なんて思っていたら、新たに私の親戚がひとり亡くなった。
かなり若い子だったので、親戚一同、意気消沈。
どんな人のものでもお葬式は辛いけど、若い子のお葬式は特に辛く感じるね。
それから数日たって、母の見舞いに息子を連れて行った。
それまでは、私が実家や病院に顔を出そうとすると
「来なくていいわよ(by母)」
「お前は来なくていい(by父)」
「睦が来ることないってば(by母)」
「睦が来たってしょうがないだろう。来なくていい!(by父)」
などと言って両親とも頑強に拒んでいた。
ところが今回、私が「明後日に息子を連れて行くから」と言ったら、いきなり
「何時に来るの」
と言いやがりましたよ
この違いはいったい
ま、それはともかく、息子を連れて行ったというか、息子に車を運転してもらって連れて行ってもらったら、母が自力で歩いていた
恐るべし、孫パワー
息子も驚くほどのはしゃぎようで、母は息子との数年ぶりの再会を喜び、頑張ってひとりで歩いていた。
さすがに段差や傾斜のある所は全く歩けなかったけどね。
それでも多少は回復しているようで、とりあえずは良かった。
と、まぁこんな感じで、私の2024年が幕を開けました。
今年もゆる〜〜〜〜くブログを続けていきたいと思います。
みなさん、よろしくお願いします。
周子 睦