ホルムアルデヒドの急性毒性
急性中毒の1つである刺激性です。
ホルムアルデヒドの刺激性 影響 ホルムアルデヒド濃度(ppm)
におい検知 0.05-1.0
目への刺激 0.008-1.6
喉の炎症 0.08-3
鼻・目への刺激 2-3
流涙(30分間なら耐えられる) 4-5
強度の流涙(1時間しか耐えられない) 10-21
生命の危険、浮腫、炎症、肺炎 31-50
死亡 50-104
注:欧州共同研究
0.08ppmで臭いを感じます。
0.4ppm程度で目がチカチカする。
0.5ppm程度で喉が痛くなる。
人によっては0.1ppm程度でも結膜炎のように目が充血します。
だから「ホルムアルデヒドの臭いがする」ようなところでは
基準値を越えています。自身の鼻で検知できると言うことです。
今はそんなモデルハウスは無いと思いますが、今の基準が
如何にゆるい基準であるか分かります。劇物の臭いが感じ
られる程度が規制値になっているのです。
今の規制値について
厚生省の室内ホルムアルデヒド濃度の指針値である、
23度で0.08ppmという数値についての質疑応答。
以下、回答
厚生省の室内ホルムアルデヒド濃度の指針値に関して、
少し誤解があるのではないかと思われます。
世界保健機構(WHO)のガイドラインを採用した
厚生省のホルムアルデヒドの室内濃度指針値は
、30分平均値で0.1mg/立方メートル以下です。
つまり温度が何度であっても0.1mg/立方メートル以下です。
厚生省は、この数値をわかりやすくするために、
室温23度に換算すると約0.08ppmと説明しています。
さらに小数点を小さいところまで計算すると、
約0.0802ppmです。
これを30度に換算しますと、約0.0830ppmになります。
実際の室内環境では温度が上がると建材からの
揮発量が増加します。
そのため23度の室内でホルムアルデヒド濃度が
0.08ppmであっても、30度になれば約0.18ppm
になる場合があります。
これは、温度が1度上がるごとに、
1.12-1.13倍濃度が上がるという試算式に
基づいています。
実際の実験でもそのようなレベルになると
報告されています。
しかし、厚生省は30度においては約0.18ppmを
指針値とするとは言っておりません。
あくまで、30分平均値として0.1mg/立方メートル
が指針値です。ですからたとえ30度であっても、
1立方メートルの容積の室内では、
ホルムアルデヒド濃度が0.1mg以下であるという
ことになります。
室温23度で0.08ppmでも、30度になれば約0.18ppm
になる可能性があります。
ですから夏場の温度を考えて、目標値を定める
必要があります。室温23度で0.08ppmであることに
安心していると、夏場は厚生省の指針値を達して
いない可能性が高いと考えられます。
喉への影響が現れる0.08ppmが
一人歩きしていて、温度が見落とされている。
発がん性は無視されている。
新築の住宅やマンションは住めるレベルなのか?
ガンになる可能性はどのくらいか?