成果が出ないイマイチさんが抱える“理解のズレ” 経営コンサルタント20年杉本幸雄


― 答えは、バイアス(思い込み)を疑わない習慣 ―

成果が出ない起業家を、わたくしはコンサル起業してからの20年間、かなりの人数を見てきました。
原因は 単純です。「理解のズレ」 です。  
そして、このズレは、能力でも性格でもなく、もっと単純な習慣から生まれています。  

“自分の思い込みを疑わない習慣” である。

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◆1. 「正しい努力」をしているつもりのズレ
イマイチさんも、努力している人は多い。  正確には、努力風。努力の方向がズレているんです。

- SNSを更新している  
- 本を読んでいる  
- セミナーに参加している  
- 人脈を広げるために、交流会や飲み会にも出ている

これらは
「努力のように見える努力」であって、成果と直結する因果関係はない。従って、努力風ということ。  
にもかかわらず、本人はこう思っているでしょう。

> 「こんなに頑張っているのに成果が出ないのは、おかしい」

おかしいのではない。  
努力の“前提”がズレているだけだ。

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◆2. 「自分は理解している」という思い込みのズレ
イマイチさんは、説明をするとすぐにこう言う。

> 「あ、わかりました」

簡単に、理解を示します。

しかし、実際にはわかっていない。  
わかっていないのに「わかった」と言う理由はただ一つ。

自分の理解力を疑う習慣がないからです。

理解とは、  
「聞いた内容を自分の行動に変換できる状態」 、 「自分事」にできるレベルのこと
であって、  
「言葉を知った状態」  
ではありません。

ここを取り違えると、永遠に成果が出ません。

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◆3. 「自分は正しい」というバイアスのズレ
成果が出ない人ほど、無意識にこう思っています。

- 自分の考えはそこまで間違っていない  
- 自分のやり方はあまりズレていない  
- 自分の理解はかなり良いはず

この「そこそこ」の認識が危険。  
実際には、  
“そこそこどころか、根本からズレている”  、"本質を突いていない"
ことが多いからです。

そして、本人はこの可能性を一切考えない。  
つまり、  
バイアスを疑わないでいるんです。

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◆4. 成果が出る人は「自分のズレ」を疑う
成果が出る人は、天才というわけではありません。  
ただ一つ、習慣が違います。

「自分はズレているかもしれない」と常に点検する。確認する。ご自分を疑います。

- 理解が浅いかもしれない  
- 前提が間違っているかもしれない  
- 努力の延長線上に目標や目的があるのだろうか、ズレているかも知れない  
- 自分の解釈が偏っているかもしれない  

この「かもしれない」が、成果を生む。  
なぜなら、ズレを修正できるからだ。

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◆5. バイアスを疑う習慣が、成果の起点になる
わたくし杉本幸雄が、2万回のコンサル指導で確信していることがあります。  
成果が出る人と出ない人の差は、才能でも環境でもない。

“自分の思い込みを疑う習慣があるかどうか”  
これだけ。つまり、確認する工程をしつこく持っているかどうかだけ。

成果が出ないイマイチさんは、  
「自分は理解している」という前提からスタートする。  

一方で、
成果が出る人は、  
「自分は理解を間違えているかもしれない」という前提からスタートする。

スタート地点が違えば、結果は当然変わります。

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◆結論
成果が出ないイマイチさんの本質は、  
理解のズレを放置していること。

そして、その原因は、  
自分のバイアス(思い込み)を疑わない習慣。

成果を出したいなら、まずここを変えるべきだ。  
理解を疑う。  
前提を疑う。  
思い込みを疑う。

その一歩が、静かで確実な飛躍を生む。