陰キャ社長は“静かな積み上げ”で、しあわせ度が安定する話 杉本幸雄(起業家コンサルタント)
陰キャ社長は“静かな積み上げ”で、しあわせ度が安定する。
自由が丘の高台から、朝の空を見上げながら、よく想う。
わたくしは、静かに積み上げてきた人間だ。事情があって、そのやり方しかなかったからだけど。
派手さはない。
勢いもない。
陽キャのように、場を支配する声量も自然には出ない。
だが、
静かに積み上げる者だけが到達できるエリアがある。
これは、わたくし自身の生涯が証明していることです。
■ 幼少期のどん底ヒストリー
わたくしは、順風満帆に育ったタイプではない。
幼いころから、
「人の顔色を読みすぎる子」だった。
なぜなら、空腹や暴力、暴言にさらされていた毎日だったから。
もちろん、人付き合いが苦手で、発言するときは吃音症が出て、いつも心臓が痛くなるほど辱めを受けていた。
親の事情で、 普通に家庭では育っていない。
だからこそ、奴隷脳が育ち、
“自分の感情を後回しにする習慣”が根付いていた。奴隷脳とは、例えば空腹を満たすためなら、土下座をしろと言われれば、あっさりと土下座をするような思考のこと。
大人になってもその癖は抜けず、
みんなが羨む大企業に入っても、
長続きはしない、
ブラック企業でも疲弊し、
自分の人生なのに、他人の傘下に入り続けていた。
どん底だった、人生約30年間。
どん底は苦しい。笑えない。 「あの時があったから、今がある」なんて、決して想えない。
ただ、静かな人間は、どん底で孤立した時に、ようやく「自分の本音」を聞ける。
■ 静かな積み上げで人生を挽回した
わたくしが人生を取り戻したのは、
派手な逆転劇ではない。
静かに、淡々と、
“積み上げる習慣”をつくっただけだ。
スタートは、小学5年生の時。それから約30年間、必死に頑張り続けた。
そして、35歳くらいで、起業。起業した理由は、会社員失格だったからだけど。
起業してから、わたくしの人生は、うまく回り始めた。
・毎日ブログを16年間更新
・コンサルセッション2万回
・売上加算110億円
・商業出版6冊
・ひとり経営20年以上
・陰キャ社長限定、稼ぐための勉強会を24回開催(陰キャ✕自由が丘)
・内向的女性のためのビジネスアカデミー創設 (内アカ)
これらは、才能ではない。
勢いでもない。
ただ、着実に、淡々と「静かな積み上げ」をしてきた結果だ。
静かな人間は、
静かに積み上げると、
静かに強くなる。
そして、強くなるほど、
しあわせ度が安定する。
■ 陰キャ社長は、派手な成功より“静かな余裕”を求める
わたくしは、陽キャ的な幸福度には興味がない。
大声で笑うとか、
大勢で飲み歩くとか、
SNSで承認を求めるとか、
そういう幸福度ではなく、
しあわせ度
という、もっと静かで深い指標を大切にしている。
しあわせ度とは、
「自分のペースやルールを守れているか」
「自分の選択で生きているか」
「心が静かで、余白があるか」
という、精神の安定だ。
人は、わたくしを明鏡止水と云う。
陰キャ社長は、
この“しあわせ度”が高いときに、
最も強く、最も優しく、最も成果を出す。
■ しあわせ度は、習慣でしか安定しない
しあわせ度は、
派手なイベントでは上がらない。
習慣でしか、安定しない。
わたくしが続けている習慣は、
どれも静かで地味だ。
・朝の自由が丘で思考を整える
・ブラックコーヒーか、静岡のぐり茶で心を落ち着かせる
・夜、部屋で内省する
・電話を99%使わず、テキストで丁寧に伝える
・疲れた日は、潔く止まる
・人に合わせず、自分のマイペースを死守する
これらは、派手ではない。
だが、静かな人間のしあわせ度を支える“土台”である。
静かな人は、
静かな習慣を積み上げることで、
静かに強くなる。
■ わたくしの人生目的
わたくしの目的は、
金儲けそのものではない。
「強くて、優しい人」になること、「強くて、優しい人」たちを増やすこと。
強さも、優しさも、
余裕からしか生まれない。
だからまずは稼がせる。
収入が安定すると、
人は急に優しくなる。人も自分も許すようにできる。
陰キャが、
陰キャなまま成功できる世界をつくる。
そのために、わたくしはコンサルタント業をしている。
■ 静かな積み上げは、人生を裏切らない
どん底からここまで来られたのは、
派手な努力ではなく、
静かな積み上げを続けたから。
静かな人は、
静かに壊れ、
静かに気づき、
静かに回復し、
静かに積み上げ、
静かに結果を出す。
そして、
静かに積み上げる者だけが到達できる場所がある。
陰キャ社長のしあわせ度は、
静かな積み上げで、
今日も安定している。


