起業して成功する起業家は、食欲と性欲をコントロールしている ナポレオン・ヒル『悪魔を出し抜け』より







わたくしは、
悪魔に思考を奪われないで、20年以上、コンサル会社の経営を続けてきた。

わたくし杉本幸雄(すぎもとゆきお)は、自由が丘の高台で毎朝、空を見上げながらブラックコーヒーを飲む。  
この静かな時間は、わたくしにとって「悪魔を出し抜く儀式」のようなもの、そう意識している。

ナポレオン・ヒル『悪魔を出し抜け』には、悪魔がこう語る場面がある。
  
「人間の98%は漂流者だ」  
自分の頭で考えず、流されて生きる人間のこと。

起業して20年以上、
経営を継続できた理由は、まさにこの“漂流しない姿勢”、主体性と自律に尽きる。



◆陰キャで内向的な人間は、
悪魔にとって扱いづらい

わたくしは、陽キャのようにノリ、勢いで突き進むタイプではない。  
雑談は面倒、群れることは嫌だ。  
静かに淡々と、できるだけ論理的に、必要なことだけを話す。

若い頃は、
これを欠点だと思っていたが、起業して気づいた。

静かな人間の特性は、悪魔にとって扱いづらい。

悪魔は
「不安」
「焦り」
「衝動」
「怠惰」など、
思考の隙間に入り込む。  

しかし、内向的で繊細な人間はその隙間を与えない。

毎朝の空の観察、ブラックコーヒー、ひとりの思考時間──  
これらは、わたくしにとって“精神と身体の防御壁”だった。



◆20,000回のコンサル指導セッションは、悪魔との戦いの記録でもある

わたくしは20年以上、ひとりでコンサル会社の経営を続け、  
コンサル指導セッションは累計20,000回を超えている。

この数字は、単なる表面的な実績風の数ではない。
  
「悪魔に思考を奪われず、
毎日、自分の意思で仕事を選び続けた積み重ね」だ。

起業家や経営者は、常に不安と隣り合わせだ。  
悪魔が入り込む余地はいくらでもある。

しかし、わたくしは毎日、  
今日の自分ができる最善の一手を淡々と積み重ねている。


派手な戦略より、静かな継続。  
大きな宣言より、確かな実行。

悪魔は“流される人間”を好む。  
しかし、わたくしは流されない。



◆食欲と性欲──悪魔が最も好む「入口」

『悪魔を出し抜け』を読むと、悪魔が好む入口はとてもシンプルだ。

食欲と性欲。

人間の思考を鈍らせ、判断力を奪い、漂流者へと変える。  
悪魔はそこを突く。

わたくし自身、若い頃はこの二つに振り回された時期がある。  
常に空腹で、イライラし、不安のカタマリだった。集中力が当然のこととして、落ちる。  
恋愛や性の衝動で、思考が一時的に支配される。

しかし、起業してから気づいた。

この2つを整えることが、経営の安定にも、体調の安定にも、メンタルの安定性にも直結することを。



◆食欲のコントロール──血糖値は思考の土台

わたくしは血糖値管理を実践している。  
糖質を摂りすぎれば、血糖値が乱れ、思考が荒れる。  
これは悪魔が入り込む絶好のタイミングだ。

だから、わたくしは毎日の食事で糖質の摂り方に注意して、  
空腹と満腹の波を極力つくらないようにしている。

食欲は、食欲を呼ぶとも体感している。デブは自己管理できない象徴だと考えている。

幼少期、毎日空腹だったわたくしは、  
空腹がプライドと自尊心を奪うことを知っている。

だからこそ、食欲のコントロールは、  
わたくしにとって「悪魔対策の第一歩」なのだ。



◆性欲のコントロール──衝動ではなく、自尊心と相手への敬意

性欲もまた、悪魔が好む入口だ。  
衝動に自分が支配されれば、判断力は一瞬で奪われる。

しかし、わたくしは心がけている。  
この衝動を「自分への自尊心と、相手への敬意」ということを。

性は、衝動だけではなく、  
尊重の延長として扱うと、悪魔は入り込めない。性的な楽しみは、もちろんある。

性欲を「暴走させない情況(状況ではなく)」をつくることは、  
起業家にとって非常に重要だ。

衝動に飲まれない人間は、悪魔にとって扱いづらい。


◆16年間の毎朝ブログは、思考の主導権を握る訓練だった

毎朝ブログを書くという行為は、  
わたくしにとって“思考の主導権を握る”訓練だった。

食欲も性欲も、衝動も不安も、  
すべて言語化によって整えられる。

言語化は、悪魔の反対側にある。



◆わたくしの人生目的は、悪魔の反対側にある

わたくしの人生目的は、  
「強くて優しい人になる、強くて優しい人たちを増やす」こと。

強さとは、自分の頭で考える力。他者からの影響を受けないこと。  
優しさとは、他者を尊重する余裕。許すこと。

食欲と性欲を整え、  
思考の主導権を握り、  
静かに継続する人間は、強くて優しい。

悪魔は、そういう人間を最も嫌う。



◆起業家が悪魔を出し抜く方法は、静かで地味で、しかし圧倒的に強い

- 毎朝の静かな習慣  
- 衝動を整える生活  
- 食欲と性欲のコントロール  
- 思考の言語化  
- 自分の意思で選ぶ一手  
- 感情ではなく原則で動く  
- 継続の積み重ねで自尊心を育てる  

これらは派手さはない。  
しかし、悪魔はこうした“静かな強さ”を最も嫌う。



◆まとめ──静かな起業家は、悪魔を出し抜く

わたくしは静かな人間だ。  
しかし、静かな人間は弱くない。  
むしろ、悪魔にとって最も扱いづらい存在だ。

食欲と性欲という原始的な衝動を整え、  
思考の主導権を握り、  
淡々と継続する。

それこそが、  
ナポレオンヒル『悪魔を出し抜け』の本質であり、  
わたくし杉本幸雄の生き方そのものだ。