人生を変えるのは派手な行動より、地味で静かな習慣
――自由が丘の高台で、朝4時の空を眺めながら
自由が丘の高台から駅の方向を眺めると、まだ眠っている。
空気は薄く冷たく、どこか無機質で、しかし妙にやさしい。
この時間帯の自由が丘は、まるで世界の裏側にある秘密の通路みたいだ。
誰もいないのに、誰かが見ているような気配がある。
都市の静脈が、まだ脈を打つ前の沈黙。
そんな場所で、わたくしは毎朝、意識して空を眺める。
20年間以上、ひとりで経営コンサル会社を続け、
16年間、毎日ブログを書き続けている。
商業出版は6タイトル。
静かに積み重ねることだけで、わたくしは、ここまで来た。
わたくしの名前は、杉本幸雄(すぎもとゆきお)。
世間でいうところの「陰キャ」で誇りにしか想っていない。
マイペースを乱されることを極端に嫌う。
約束していない電話は取らない。
誰であっても、そこは譲らない。
静かに働き、静かに暮らす。
それが、わたくしの価値観だ。
そして、人生の目的はひとつ。
強くて、優しい人を増やすこと。 また、自分がそうなること。
派手さではなく、静かな積み上げでメンタルもお金にも余裕があって生きる人を増やす。
これができれば、日本はもっと住みやすくなると信じている。
---
■ 派手な行動には、人生を変えるパワーはない
世の中には「劇的な変化」を求める人が多い。
突然の決断、派手な挑戦、SNSで映える行動。
だが、あれは大抵、花火みたいなものだ。
一瞬だけ明るく、すぐに消える。
残るのは煙と、少しの虚しさだけ。
人生一発逆転!本当のところは一発ではない。
人生を変えるのは、そんな派手な爆発ではない。
もっと地味で、もっと静かで、もっと長いスパンで、ある意味、退屈なものだ。
たとえば、
・毎朝30分だけ読書をする
・毎日ひとつだけ観察メモを書く
・誰にも言わずに、行動結果を毎日ノートに記す
・一人の静かな時間を確保する
・自分のペースを守る
こういう習慣は、誰にも見えない。
だが、誰にも見えないところでしか、人は変わらない。
村上龍さんの小説に出てくる、
「誰にも気づかれない地下の配管工事」みたいなものだ。
地上の華やかなサインやウインドウより、
地下の配管のほうが、街の生命線を握っていることは間違いない。
人生も同じだ。
---
■ 静かな習慣は、ある日突然、踊り出る
静かな習慣は、最初は何の変化も起こさない。
むしろ、退屈で、成果が見えない。
だが、ある日突然、
まるで地下で育った根が地表を突き破るように、
人生の景色を変えてしまう。
わたくしが20年間ひとりで仕事を続けられたのも、
16年間ブログを書き続けられたのも、
派手な行動ではなく、
静かな習慣の積み重ねだけだ。
商業出版の話も、
SNSでの拡散も、
クライアントからの新規顧客の紹介も、
すべて「静かな積み上げの副産物」だった。
狙ったら、かんたんに出来たというものは何ひとつない。
だが、積み上げたものは全部、残った。
---
■ 陰キャは、静かの天才だ
陰キャは、派手な行動が苦手だ。
大声も、勢いも、話すのも、好きではない。
だが、静かな習慣を積み上げることに関しては、
ほとんど天性の才能がある。つまり、天才ということ。
・ひとりで黙々と続けられる
・観察力が高い
・刺激より継続を大切にする
・深く考える
・外部のノイズを避ける高い壁を作る
これは、派手な人には真似できない。
陰キャは、静かな積み上げのプロフェッショナルだ。
だから、人生を変えるのに向いている。
派手な行動ではなく、
静かな習慣で勝つタイプなのだ。
---
■ 最後に
自由が丘の高台で、朝の空を眺めながら思う。
人生を変えるのは、
大きな話題になるような宣言ではない。短期間のバズリでもない。
静かで、地味で、退屈に想えるような習慣。
それを、誰にも見えないところで続けること。
その積み上げが、
ある日突然、人生の景色を変える。
わたくしは、そう信じているし、そうだった。
わたくしの場合は、勉強で人生の景色が変わった。人間関係、仕事、お金
そして、そんな静かな積み上げを続ける
強くて優しい人が、日本に増えてほしい。
それが、わたくしの人生の目的だ。

