夢や自信なんて、なくて大丈夫です。

皆さま、こんにちは。
陰キャに誇りしかない、ぼっち起業家の杉本幸雄と申します。
20年ほど前に経営コンサルタントとして法人を立ち上げ、
以来ずっと、ひとりで静かに、そしてマイペースで生きてまいりました。
わたくしは群れませんし、媚びませんし、必要以上に喋りません。
けれど、この静けさの奥には、
20年分の経験と、1万人分の人生が詰まっております。
■ わたくしの目的は、ビジネスも人生も同じ
そもそも、わたくしが生きている目的と、
ビジネスをしている目的はまったく同じでございます。
それは――
日本に“強くて優しい人”を増やすこと。
大それたことを言っているようですが、
これでも本気なのです。
そのために、まずは皆さまに【お金持ち】になっていただいております。
なぜなら、お金というのは不思議なもので、
余裕が出てくると、急に人は優しくなる。
昨日まで許せなかったことが、
「あら、まあいいじゃないの」と笑って済ませられるようになる。
強さも優しさも、結局は“余裕”から生まれるのです。
■ わたくしの実績は、派手ではなく「静かな積み重ね」
これまで、1万人の起業家・経営者・起業家予備軍を見てきました。
コンサル指導は2万回。
売り上げ加算は110億円。
数字だけ見ると派手に聞こえるかもしれませんが、
実際は地味な積み重ねの連続でございます。
陰キャは派手に騒ぎません。 大きな声を出しません。
ただ、静かに結果だけを置いていくのです。
商業出版も6冊目を出したところです。
こちらも、わたくしのような“陰キャのぼっち気質”の人間が、
どうやって世の中を渡っていくか、稼ぐのかという、
ちょっとした生存戦略を書いております。
■ 夢や自信なんて、なくていい
さて、今日のテーマに入りましょう。
わたくしはこれまで、夢を語る人たちの横で、
なんとなく手持ちぶさたな気分になったことが何度もあります。
思い返せば、子どもの頃から、夢を抱いたことはほとんどありません。
中学生の頃に「医者になりたい」と思ったことはありましたが、
お金のことを真っ先に考えて、20分間だけで諦めました。
陽キャの彼らは、コーラやビールの栓を抜くみたいに軽やかに、
「プロ野球選手になりたい」
「アイドルになるつもり」
「◯◯で、一番になりたい」
「こんな世界をつくりたいんだ」
と語ります。
そのたびに、わたくしは自分のポケットを探る。
そこに夢らしいものが残っていた記憶は、まったくない。
でも、困ったことは一度もありませんでした。
むしろ――
夢がないというのは、今に集中しているリアリストの証拠なのです。
■ 夢がないのは、現実を見ているからだ
夢を語れる人は、軽やかです。
楽しげでもあります。
軽やかすぎて、地面から少し浮いているように見えることもある。笑顔は眩しい、攻撃されているように感じてしまう。
もちろん、それが悪いわけではありません。
ただ、浮いているぶん、
地面の硬さや冷たさを知らないこともある。いつも笑ってみんなと過ごしているから、笑うことが他人を傷付けることを知らないのだろう。
陰キャで、内向的で、口下手な人たちは、
そんなふうに浮くことができない。 笑わない。
地面の感触を、いつも足の裏で確かめている。
だから、未来の夢を語るより、
今日だけを丁寧に生きるほうが自然なのです。
夢がないのは、現実を知らないからではなく、
現実を知りすぎているから。
それは、静かで、誠実な生き方です。
■ 自信がないのは、理想像が高すぎるからだ
自信満々の人を見ると、
わたくしはいつも少し不思議な気持ちになります。
どうしてそんなに迷いなく、朗らかでいられるのだろう。
たぶん彼らには、敵がいない。
守ってくれる味方がたくさんいる。
そして、自分の理想像を低めに設定している。
手を伸ばせば届くくらいの高さに。
だから、いつも「できている自分」でいられる。
一方で、内向的な人は違う。
理想像が、やたらと高い。
富士山のてっぺんみたいに、
雲の向こうに隠れてしまうほど高い。
だから、どれだけ頑張っても、
「まだ届かない」と感じてしまう。
自信がないのは、能力が低いからではありません。
むしろ逆で――
自分と社会に対して、誠実すぎるのです。
■ 夢を語れるのは、いい加減だからだ
自信満々なのは、井のなかの蛙だからだ
夢を語る人は、
まだ知らない世界の痛みや重さを知らないことがある。
だからこそ、軽やかに語れる。
自信満々の人は、
自分の井戸の深さを知らない。
井戸の外にどれほど広い世界があるのか、
想像したことがない。
陰キャで、内向的で、口下手な人は、
井戸の外の広さを知っている。
世界の複雑さや、
人間の弱さや、
未来の不確実さを知っている。
だから、簡単に胸を張れない。
でも、それは弱さではありません。
ただの誠実さです。
■ 結論:夢も自信もなくていい
その静けさこそが、あなたの強さだ
夢がなくても、自信がなくても、
人生はちゃんと前に進みます。
むしろ、静かに、確実に進んでいく。
内向的な人は、派手な音を立てません。
でも、深く沈んでいく石のように、
確かな軌跡を残す。
夢を語らなくてもいい。
自信を持てなくてもいい。
あなたは、あなたの速度で、
あなたの深さで、
世界と向き合えばいい。
その静けさこそが、
あなたの強さなのです。
静かに、今に集中する。

