稼いでいる内向的な起業家は「3S」――シンプル、スロー、スリムを徹底している話





はい、陰キャに誇りしかない
ぼっち起業家の杉本幸雄です。
20 年ほど前に、
経営コンサルタント業で起業いたしました。

わたくしのビジネスの目的と人生の目的は、完全に一致しております。それは、日本に余裕のある強くて優しい人を増やしていることです。

そのために、先ず、コンサル指導により【お金持ち】になってもらっています。なぜなら、お金の余裕があれば、色んなことを許せる余裕、優しさ、逞しさが現れるからです。

これまで1万人の起業家、経営者、起業家予備軍の人たちを見てきて、2万回コンサル指導いたし、110億円売りました。本は、商業出版で6冊目を出したところです。


わたくしの親しい周囲は、おとなしい内向的で陰キャな起業家が大半で、しかも、ほとんど億越えとか、年3千万円以上を実現しています。

そんな彼らの共通点をあらためて、整理していましたら、【3S】ということに、気が付きました。


稼いでいる内向的な起業家は「3S」――シンプル、スロー、スリムを徹底している話。
 

結論
複雑化、慌ただしさ、膨張した支出や人間関係に悩む起業家が多い中で、
内向的な起業家は
あえて単純化し、急がず、事業と人間関係を絞り込むことで「安全に」「負けない」「失敗しない」着実に勝つ闘い方を選んでいます。



理由
複雑さとスピードは見せかけの偉大さや成長を生むが、安定性を蝕みます。
  
複雑な仕組みや多方向への拡張は短期的にはチャンスを増やすように思えますが、
管理コスト、
意思決定の遅延、
品質のばらつき
を誘引します。

常に急いでいると、検証や改善の時間が取れず、市場や顧客理解が浅くなってしまいます。

人間関係や支出が膨らむと、ストレスやしがらみ、固定費が膨らんだり支出管理が甘くなり、売上の変動に弱くなります。

うまくいっている内向的な起業家は、
これらのリスクを直感的に避けます。

単純化(シンプル)で運用負荷を下げ、急がない(スロー)で検証と改善を重ね、絞り込む(スリム)ことで固定費と不要な関係を削ぎ落とします。

結果として、
収益構造が安定し、外部ショックに強いビジネスが残る。
そして、何よりも精神が明鏡止水のように安定しています。



具体例

事業設計のシンプル化
- 商品・サービスを絞る。
 提供価値の幹を一つか二つに限定し、それを磨き抜く。  
- プロセスを標準化する。 
無駄な手順を削り、再現性のある仕組みを作る。  

効果
品質が安定し、顧客の期待に一貫して応えられる。


スローで進める意思決定
- 仮説検証を重ねる。
 小さく試して学び、改善を繰り返す。  
- 短期の派手さより長期の確実性を優先する。
 キャンペーンや拡大はデータと手応えが出てから。  

効果
失敗のコストを最小化し、学習を資産化できる。

スリムなコストと関係性
- 固定費を抑える。
 オフィス、サブスク、人員は必要最小限に。  
- 高単価で販売する。
 単価を上げることで顧客数を絞り、サポート品質を高める。  
- 市場性のある商品を選ぶ。
 需要が明確で、価格に耐性のある領域を狙う。  
- 支払い能力のあるターゲットに絞る。 
顧客の価値観と支払い意欲を重視する。  
- 取引先は価値観で選ぶ。
 相互尊重がある相手だけと組むことで摩擦を減らす。  

効果
収益性が高まり、人的摩擦や資金繰りの不安が減る。

マインドセットと日常習慣
- 静かな時間を確保する。
 思考と戦略のための「余白」を日常に組み込む。  
- 情報の取捨選択を徹底する。
 流行や他人の成功事例に振り回されない。  
- 境界線を引く。
 仕事と人間関係の境界を明確にし、エネルギーを守る。  

効果
意思決定の質が上がり、燃え尽きや無駄な対立を避けられる。



具体的なケーススタディ

ケースA:コンサルティング業の内向的起業家  

- 初期は幅広いサービスを提供していたが、顧客対応が分散し利益率が低下。  
- そこで「高単価の戦略コンサル」に絞り、提供価値を明確化。固定費を削り、週に数回の深い顧客面談に集中。  
- 結果、顧客満足度が上がり紹介が増え、少ない顧客で安定収益を確保できた。

ケースB:ECビジネスの内向的起業家 
 
- 多品目展開で在庫管理とカスタマーサポートが膨張していた。  
- 売れ筋の1商品にフォーカスし、仕入れ先と長期契約を結び品質を安定化。広告は高単価顧客向けに絞り込む。  
- 在庫回転率が改善し、キャッシュフローが安定。精神的な余裕も生まれた。



まとめ
もう一度要点に戻る。稼いでいる内向的な起業家は「シンプル・スロー・スリム」を武器にしている。  

複雑化、急ぎすぎ、膨張した支出や関係は短期的な見栄えを良くするが、長期的な勝ち筋を曇らせる。

逆に、事業を単純化して磨き、急がずに検証を重ね、固定費と関係を絞ることで、安定した高収益を実現する。

高単価で市場性のある商品、支払い能力のあるターゲット、価値観を共有できる取引先――この三つを軸に、3Sを日常に落とし込めば、内向的な起業家は安全に、そして確実に勝てる。