お金持ち起業家が、貧乏起業家へ抱いている本音について


はい、110億円売った

ぼっち起業家の杉本幸雄です。

もちろん、陰キャです。


わたくしが、貧乏から抜け出すことが出来た一番大きな要因は、

勉強です。情報とも言えます。


わたくしは、元貧乏、かつ元バカです。

貧乏とバカは、治ります。


わたくしの知り合いの億越えお金持ち起業家の中には、

生活保護世帯出身の人や、養護施設育ちの人もいます。


彼らの共通点は、【物凄く頑張った】ことです。


自ら起業して努力の結果、
成功し、お金を手にした人が、同じ起業という舞台で今も成功軌道に乗れず、貧乏なままの人たちに抱く「本音」をまとめてみました。

執筆の目的は、決して攻撃することではなく、また見下している訳でもアリマセン。わたくし自身が、当事者としての観察と経験に基づく率直な考えです。そして、もちろん建設的に、役に立ててもらえたらというのが目的です。


お金持ち起業家の、貧乏起業家への想い

1 貧乏は情報不足
成功した起業家が感じる率直な実感は、貧乏起業家は公知の情報なのに「知らない」ことの多いです。

どの市場が伸びているか、顧客の本当の困りごとは何か、決定的な失敗パターンの入り口がどこにあるか──こうした“重要な情報”は、意識して取りに行かないと垂れ流されるテレビやYahooニュースでは手に入らないことばかり。情報は単なる文字の羅列や数値データではなく、無知を埋め、進み方を教えてくれるもの。意思決定の質を左右する材料です。

情報へのアクセスを、意図的に作る習慣がない人が貧乏人思考で、同じ努力量でも成果がなかなか上がりません。


2 貧乏は勉強不足
「勉強」と聞いて学校の勉強だけを思い浮かべると誤りです。成功者が言う勉強とは、基礎教養と、専門分野の知識です。また、業界不問でマーケティングやセールス、法務、税務会計の知識は知っておけば、有利に活かすことが可能になります。
市場の把握、顧客理解、必須法規、キャッシュフロー、そして言葉で価値を伝えるスキルなどの実践的学習も含みます。

自己投資を最優先に考える習慣、失敗から迅速に学ぶ習慣、これを日常的にするルーティンがあるかどうかが結果を分けます。

交流会やセミナーに参加しているから「学んでいると」はならず、学びは、一人ぼっちでするか、コンサルタントを雇うと、学びの質と量が成果に直結します。あなた専用の課題解決になるからです。


3 貧乏は人的環境
人は環境に大きな影響を受けます。類友の法則はホントに正しいです。周囲に誰がいるかで思考の幅、行動の基準、機会の入り口が決まります。収入や体格までも似ます。

成功していく人、お金持ちになっていく人は、しばしば「場」を作り、良好な人的ネットワーク作りに投資しています。勉強会、コミュニティなどです。

逆に、貧乏のままな人は、そういう誰かが作った「場」に、一時期参加するものの受動的で批判的で、ほとんど何も得られないまま離脱していきます。

否定的視線や縮小思考が支配的な人間関係下では、挑戦する意欲も機会も枯れてしまいます。

人的環境は、運ではなく選択と投資の結果であり、変えられる部分が大きいのだと成功者は感じています。引っ越しとコミュニティの立ち上げが、最も効果的に人間関係を変えます。


4 貧乏は食生活
一見唐突に聞こえるかもしれませんが、食は精神と肉体の健康の土台、集中力と回復力を作ります。
成功者起業家は、短期的な快楽とコスト削減としてのジャンクな食習慣や不規則な生活が、長期的なパフォーマンスを削ぐという事実です。

人間の身体は、口の中に入れたもので出来上がります。食品素材選びや摂取量のコントロール、健康への投資は、意思決定の質を支える基盤であり、これを軽視すると小さなミスが積み重なり、大きな差になります。

なぜなら、肉体の異変、メンタルの異変は、すぐに生産性に影響を与えるからです。例えば、歯が痛い、肌が痒いなどの程度でもメンタルは乱れ、集中力は削がれ、良い仕事が出来なくなります。


5 貧乏は努力不足
量が足りていない、ということです。
起業すると、誰もが何をしようか、どんな手段が目標達成につながるかの選択には気を使います。でも、選んだ方法を長く続ける人は、ひと握り。

お金持ち起業家は、結果重視です。結果につなげられない努力風のことを、ばかばかしいと想っています。だから、手段は結果を導き出すためだと、考え、必要な量をこなしていきます。

例えば、2年。
これは、わたくしが何をスタートさせても結果を出すのにかかる時間です。

仕事の設計、アウトプットを最大化するための仕組み作り、外注や自動化で自分の時間をレバレッジする習慣──こうした「働き方への投資」をしているかどうかも結果のサイズは大きく変わります。


本音の責任と優しさ
ここまで書いた「本音」は冷徹にも聞こえますが、お金持ち起業家の多くは同時にこう考えています。
→→→ 自分が得たものは偶然だけでなく習慣や選択の蓄積だった。

だからこそ、同じように【経営の闘い】にいる人たちに対して「伝える」「場を作る」「お金と時間の使い方を教える」責任がある、と。

批判ではなく伝承と実践の勧めが、成功者の本当の望みです。上手くいかない起業家を見て、楽しい訳がアリマセン。


では、何から変えるか

1. 情報の回路を作る
週1で業界ニュースを要約する、勉強会に参加するなど小さなルーティンを始める。  

2. 学びを構造化する
失敗→学習→仮説検証を短いサイクルで回す。書き出して可視化する。  

3. 人的投資を最優先にする
信頼できる先輩成功者一人を作ることから始める。環境は少しずつ整う。  

4. 健康に投資する
食事と睡眠を整えるだけで生産性は上がる。経費ではなく先行投資と考える。  

5. 結果重視の働き方を再設計する
自分にしかできない高価値業務に集中し、他は仕組み化する。


まとめ
「貧乏」は宿命ではありません。貧乏が、恥ずかしいと想うこともあるでしょうし、苦しい時もあるでしょう。

情報、学び、人、食、働き方――これらは貧乏からお金持ちになるために、一つずつ改善可能な分野です。

お金持ちになった起業家たちの本音を受け止め、それを自分事の実行可能な小さな習慣に落とし込むことが、現状を壊す最短の道です。