国語力ない、億越え起業家はいない。音読すればバカはバレる


はい、110億円売った

ぼっち起業家でコンサルタントの杉本幸雄です。

もちろん、陰キャです。


これまで2万回コンサル指導をして、本は6冊目の商業出版を果たしたところです。


わたくしが、20年間も経営を続けられた戦術的な大きな要素は、

1.ターゲティング

2.心理と論理の活用

3.市場性

です。


今日は、ターゲティングのある部分の内容を執筆いたします。


ターゲティングと云うと、

性別や年代、職業や学歴、収入などの属性視点が一般的ですし、最近では価値観という切り口もございます。


そして、どんな習慣を持っているかも、ターゲティングで重要だと思慮しております。


わたくしは起業して約20年、ターゲットを「字を読む習慣がある人」とも設定して、自分のビジネスモデルを回してきました。ブログを毎日毎日、15年間も更新しているのは、この現れです。


売上が伸び、拡大すると、

ターゲットや見込み客と直接話す機会は減り、やり取り、つまりコミュケーションの大半がテキストメッセージや文書になります。

だからこそ、

国語力、読むスキル、書くスキルはビジネスの土台になっております。



売上が大きな企業ほど、口頭ではなく、テキストや文書で、連絡、交渉、意思決定などを伝える回数が増えます。文章を正確に読めない相手は、既に書かれている事柄を無視して、問い合わせを繰り返し、二度手間と時間の浪費を生んでしまいます。



億越え起業家は例外なく、

テキストコミュニケーションを軽視しない。



音読の仕方で分かる具体的問題点

- 接続詞の欠落や誤用:

 文章を音読すると、必要な接続が抜けている箇所で意味が途切れる。読めない人はそこを補えない。

- 文節ごとの息継ぎが不自然: 

正しい文節で切れない場合、文章の構造を把握していない証拠となる。

- 漢字が読めない・読み飛ばす: 

肝心な語が正確に認識できないと誤解が生まれる。

- 語尾の曖昧さ: 

命令形、丁寧形、断定、否定、肯定の区別を音読で誤ると意図が伝わらない。



音読とは速読テストではなく、意味の把握を身体で確認する簡便な診断法になっています。



起業家の経営への影響

文章を正確に読めない人が起業家のような意思決定者だと、戦略文書、契約書、マーケティングのコピー、顧客対応マニュアルなどの価値が半減してしまいます。

テキストを介したコミュニケーションで齟齬が生じると、スピード、信頼、スケールが損なわれます。


結果として、

ビジネス成長の限界が早く来ますし、テキストや文書の発信者、作成者からの信用は築かれません。



顧客選び、取引先選び

わたくしは、口頭で顧客ではない相手とコミュケーションすることは、リアル対面はほとんどなく、あってもTeamsやZOOMです。


TeamsやZOOMの前には、

必ずダイレクトメッセージでコミュケーションを図り、相手が入力したテキストメッセージを読んで、自分の顧客になり得るか、取引先になり得るかのおおよその判別を行っております。


・入力ミスの程度

・文章のわかりやすさ

・結論のわかりやすさ


などをみております。

テキストが判りにくいのに、リアル対面では判りやすいということは、先ずありません。


コミュケーションがスムーズでない相手と、スムーズな取引は出来ません。




結論

・売り上げ規模が拡大するほど、国語力は経営能力そのものに直結する。

・声に出して文章を読めば、読解力がありビジネスを滞りなくできる人物かどうかは一目で分かる。

・億を超える勝ち組起業家は、例外なく文章を大事に扱い、テキストを軽んじる者に大きな成功は訪れない。

・音読は単なる訓練ではなく、ビジネスの生産性と信用を守る最も基本的なスクリーニングである。