頭悪い人は複雑、頭良い人は単純。
はい、110億円売った
ぼっちコンサルタントの杉本幸雄です。
わたくしは、
20年ほど前にコンサルタント業で起業しました。
これまで2万回コンサル指導をして、110億円売り、本は5冊商業出版しました。次の6冊目は、
自由国民社から、『ぼっちECで月100万円』が11月に全国の本屋さんで新発売になります。アマゾンや楽天では予約受付スタートしております。
わたくしは、
無駄な努力、いわゆる無駄骨が大嫌いなので、
いつも本質を捉えよう、影響力が大きいことは何かを考える習慣が子どもの頃からあります。
頭悪い人は複雑、
頭良い人は単純
かつて稲盛和夫氏が指摘したように、人は物事を扱うときに「複雑にする人」と「単純にする人」に分かれています。わたくしが20年間、コンサル指導業を行っていて、成果が出ない人の多くは、物事を複雑化して、現実をごまかします。
これは知能の優劣というより、思考の習慣と技術の差です。
物事を単純化できる人は、本質を直ちに見抜き、次の適切な思考や行動に移しやすいです。逆に、複雑にしてしまう人は、適切な【次】が不明瞭となるので、思考も行動が鈍り、成果が出にくくなっています。
【超重要】
→本質の一行定義
- バカは単純なものを複雑にする。
- 賢い人は複雑なものを単純にする。
この一見乱暴な言い切りは、本質的には「抽象化」と「具体化」を自由に行き来できるかどうかを指しています。
適切な抽象化によって不要な部分を捨て、的確な具体化で実行可能な形に落とし込む能力が差を生みます。
抽象化と具体化
の往復が
思考力を作る
抽象化の役割
- 情報のノイズを切り捨てる。
- 共通パターンを見つけ、一般化、法則化する。
- 多様なケースを一つの原理で整理し、まとめる。
具体化の役割
- 実行可能なステップに落とし込む。
- 現場で使える判断基準を与える。
- 計測と改善を可能にする。
抽象と具象の両者は対立ではなく往復運動のようなもの。
抽象化だけでは空論に終わり、具体化だけでは再現不可能に陥ります。優れた判断は、この往復を素早く何度も繰り返すことで生まれます。
具体例で見る「単純化」の力
例えば経営判断の場面なら、
複雑にする人:
「利益率、マーケットシェア、顧客満足度、従業員エンゲージメント、競合動向……全部考えなきゃ」
賢い人:
「今期の勝ち筋は顧客の継続率を上げること。主要施策はAとB。まずAをテストする」
デザイン作業
複雑にする人:
「色調整、フォント微調整、余白、レスポンシブ、アニメーション……完璧にするまで手を入れる」
賢い人:
「ゴールは理解度を上げること。最小限の視覚ヒエラルキーで試作し、ユーザーテストで修正する」
どちらが早く、確実に欲しい成果を得られるかは明白。
単純化するための
実践メソッド
1. 問いを一本化する
- 複雑な課題に対して、まず「これが解けたら何が変わるか」を一文で書く。
これが判断軸。
2. 重要度で階層化する
- 要素をA(必須)B(重要)C(余裕があれば)に分け、Aだけで意思決定する癖をつける。
3. 80/20ルールを運用する
- 成果の80%は要素の20%から来ることが多い。最も影響の大きい20%を先に扱う。
4. 仮説を先に立てる
- 完全なデータを待たず仮説を立て、短期の実験で検証する。検証結果で修正する。
5. 言語化を磨く単純化作業
- 他人に30秒で説明できないアイデアは複雑すぎる。30秒で説明できるまで削る。
6. 抽象化ツールとなるフレームワーク
- フレームワーク(因果ループ、ファイブフォース、ジョブ理論など)を数種類を使う。
単純化で
陥りやすい失敗と対策
- 失敗事例1:
過度の単純化で重要な要素を見落とす
対策:初期段階で「見落としてはいけない条件」をチェックリスト化する。
- 失敗事例2:
単純化を怠り反射的に詳細検討に入る
対策:「まず一行で目的を書く」などのワンステップルールを習慣化する。
- 失敗事例3:
単純化が説明責任を曖昧にする
対策:単純化した結論の裏にある仮定とリスクを必ず明文化する。
日常でできる
ミニトレーニング
- 朝の5分で「今日の一番の成果は何か」を一文で書く。終業前に評価する。
- ミーティングは「結論を30秒で」から始め、理由は2点だけ挙げるルールを導入する。
- 自分の仕事を要素分解してA/B/Cに分け、Aだけに集中する週を一度作る。
まとめ
単純化は怠けではなく、物事の本質理解の作業。複雑さを持ち出すのは簡単で、そこで思考停止することもまた容易なこと。複雑化は、逃げであり、ごまかし。
抽象化と具体化を往復し、必要最小限に削ぎ落とす技術は、誰でも鍛えられる本質を見抜くためのスキル。
今日から「目的を一行で書く」習慣を始めれば、あなたの思考は確実に軽く、速く、正確になります。

