継続できない努力は始めない。継続する仕組みで努力をスタートすると無駄がない話


はい、110億円売った、

コンサルタントの杉本幸雄です。

もちろん、

陰キャで、ぼっちです。


よく、

「考えるな、行動しろ」

「完璧主義をやめろ」という教えがありますが、


コンサルタント歴20年、2万回のコンサル指導をしているわたくしは、

陰キャ社長たちに、真逆の教えをしております。しかも、激しく!


「考えろ、考えろ、考えろ。準備を整えてから動け」


「完璧を目指すのは当たり前だ!」


という様に。




継続できない

努力は始めない


どんな目的でも、成果はほとんどの場合「継続的な具体的努力」によってつくられます。


お金儲け

美容

ダイエット

スポーツ

音楽

基礎教養

資格


成果は、

偶然の閃きや一時的な集中だけで得られることはありません。


成果は、具体的な努力とそれを続ける力の掛け算で成り立ちます。

成果=具体的な努力✕継続性


これを前提にしない限り、努力に費やす時間・お金・精神力は無駄骨になります。


わたくしは、

無駄骨が大嫌いです。



成果の公式


成果 = 具体的な努力 × 継続性


この公式は単純だが決定的。

継続性がゼロなら努力が、ハイレベルであっても成果はゼロに近づく。無論、誰でも可能な量や質なら成果はゼロで無駄骨。


したがって、具体的な努力を始める前に「継続できる仕組み」を作ることが、賢い陰キャ社長がやるべき最優先の投資。




なぜ短期の努力は

無駄になりやすいか


- 努力には時間コスト、金銭コスト、精神コストが伴う。短期で途切れるとこれらは回収できない。  

- 質や技量は、継続によってしか創られない。断続的な努力が質を上げる。  

- 知識やスキルの定着は、反復によるものであり、一回限りの投入では効果も一日限り。  

- 他者からの信用や尊敬は継続を通じて抱かれるもの。「始めました」の宣言だけで、継続していないなら、不信を産む。



継続する

仕組みの作り方


1. 先々の時間を作る(スケジュールの先取り)

- まず未来の時間ブロックを確保する。週次、月次、四半期の枠をあらかじめ埋める。  

- 紙のカレンダーは3カ月分、掲示して、「未来の作業」を入れることで、後から言い訳できない状態を作る。  

- 重要な時間は絶対確保して、第三者(クライアント、公開予定日、仲間)との予定を、一切入れない。


2. 手順を決める(作業の外形化)

- 成果を生む作業を最小単位まで分解し、具体的で再現可能な手順にする。  

- 毎回やるべきことのテンプレートやチェックリストを用意する。  

- 手順は複雑にしない。続けられることが最優先。


3. マイルールを策定する(規律の自動化)

- ルールは最小限かつ最低限少にする。破るときのコストを明確にする。  

- ルールは生活リズムと矛盾してはいけない。無理は長続きしない。


4. 環境を整える(摩擦を減らす)

- 行動開始のハードルを下げる。必要なツールは常に手元に置く。  道具に足を引っ張られない。

- 邪魔になるものは物理的に遠ざける。スマホ通知や無駄な外交雑務は先に排除する。  

- 継続を促す「サイン」を環境に埋め込む(ポストイット、共通の時間、公開カレンダー)。


5. 測定と短いフィードバックループ

- 継続性を数値化する(例:連続日数、週間回数、作業量)。  

- 定期的に振り返り、小さく軌道修正する。改善は継続の中でしか磨かれない。  

- 成果の尺度を明確にし、過程の価値を可視化することでモチベーションを保つ。



実践例と成果の回収


- わたくしは、

このビジネスブログを15年間、一日も休まず続けています。このブログから新規の高額顧問契約を20年間生まれ続けています。  

- 継続のために先々のスケジュールを確保し、記事作成の手順をルーティン化し、マイルールは必ず守ってきました。  

- 個別の一回勝負や短期プロジェクトは目立つが、継続を重ねたものが長期的な信頼、収益、影響力を生むことは間違いがない。


ちょっとした努力で得られる成果は、ちょっとだけ、というのは当たり前の事実。



結論


始める前に「継続できる仕組み」を最初に作ることは浪費を防ぐ最も確実な方法である。


成果は努力の量だけでなく、それを続ける力によって決まる。


継続性をゼロにしないための時間作り、手順、マイルール、環境設計、測定を先行させてから行動を開始することが無駄を無くす最短ルートである。


継続こそが最も効率的な投資である。