先ず自分!自分を満たすことで、他者に責任ある優しさを注ぐことができる話


シャンパンタワー理論


先ず自分!
自分を最初に満たすことで、他者に【責任ある優しさ】を注ぐことができる話

自分がカラカラに乾いた状態で、
友人や社会、家族を含む他者に時間やお金、労力を注ぐ行為は、
一見、献身的に見えても、心の底には歪んだ正義感と怒りが蓄積してしまうものです。  
これは「シャンパンタワー理論」が教える、優しさの逆説です。



シャンパンタワー理論とは

- シャンパンタワーは、最上段のグラスから注がれたシャンパンが順に下へと溢れ落ち、全体を満たす構造。

- 例えば自分=最上段、他者=下方のグラスに例えると、自分があふれなければ他者は潤いません。

- にも関わらず、
逆に「空っぽの自分」がひたすら注ぎ続けると、下のグラスは濁り、溢れ出す泡は苦味を帯びる、という例え話を、わたくしは度々、コンサル指導のクライアントに伝えています。



自分が空の状態で
他者に与えるリスク

前提
自分が空とは、お金、メンタル、健康などに納得がいっていない状態。


1. 感情の歪み  
   手元に余裕がないまま時間やお金を他者に差し出すと、
後に「投資したのに報われない」「相手が自分に感謝もリターンも足りない」という不満が芽生えます。

2. 虚像の正義  
   「自分はこんなに犠牲を払っているのに!」という思い込みは、偽りのヒーロー像を作り出し、自尊心を傷つけています。

3. 暴力や暴言の源泉  
   家族や生徒、顧客への怒りや攻撃性の裏側には、「与えたのに返ってこない」というのは、渇望、不満、他者否定と失望が隠れています。



正しい優しさの手順

1. 自分のニーズを認識する  
   - 毎晩、自分の心身の状態を「満足・普通・疲労」の3段階で評価する。  
   - 心が空洞でないか、小さなサインを見逃さない。


2. 自己充足の実践方法  
   - 3分間の深呼吸タイムを定点で設け、内側から満たす。  
   - 毎週、自己投資(読書・散歩・勉強)に具体的な時間を割り当てる。

3. 満たされた状態で他者と向き合う  
   - “余白”のあるスケジュールで、相手の話を、余裕をもって耳を傾ける。  
   - 心が潤っていると、自分の価値観を押しつけずに、本当に必要なサポートを見極められます。



日常に取り入れる具体例

- タイムバッファを用意する  
  30分前行動を徹底し、移動や準備の余裕を確保。心に“小さな余裕”を作る。

- マイクロ・セルフケア  
  メッセージ1通送信ごとに、軽いストレッチの余裕を。思考後には、お茶で気分の切り替え。小さな投資が大きな安心感に。

- 境界線の言語化 とマイルールの徹底
 
  「今は100%の余裕がないので、□□日以内に回答します」と宣言し、自分を守る。
結果、信頼も醸成されます。その約束は必ず死守する。リスケの申し出は、最低なこと。



まとめ

自分を満たすことは、他者への優しさの源泉です。余裕があって、初めて無償の親切を行えます。


自分のグラスが潤ってこそ、その溢れたシャンパンを透明なまま下のグラスに届けられます。  

まずは、
自分の幸福度をスコアリングし、小さな習慣で心身を満たすこと。  

このプロセスこそが、
家族や友人、取引先、クライアントなどに対して責任ある「真の優しさ」を注ぐ土台となるのです。


よくある事象で、
自分の不備を、ボランティア活動をすることで、自分で自分をごまかす行為があります。
誰かに、親切にしてあげて、感謝される自分に満足することが目的。
自分は、必ず安全地帯にいて、何らリスクを負うつもりがない親切です。


自己満足のための、親切です。