テレビやTikTokのテロップが、視聴者の解釈をコントロールしている研究(明治大学、室蘭工業大)
https://meiji.repo.nii.ac.jp/record/16825/files/informatics_1-2_13.pdf
はい、110億円セールスした
陰キャ起業家の杉本幸雄です。
もちろん、人見知りで、ぼっちです。
わたくしは、
およそ20年ほど前にコンサルタント業で起業しました。それは、日本からギスギスやイライラを減らすのが目的です。稼げる起業家に指導して、お金持ちになってもらい、メンタルもお金にも余裕があって、何でも許す優しくて、強い人を増やしております。
これまで2万回コンサル指導して、
本は5冊商業出版しています。6冊目はECの本で、執筆は終わり、発売を待つばかりです。
出版した本の中には、
TikTok集客のまじめな、本もあります。
TikTokが、急速に普及し、
YouTubeが徐々に失速している原因には、
・尺(短尺か長尺か)
・テロップ(有るかないか)
が、大きく影響しています。
今日は、このテロップについて、ブログ記事を執筆します。
テロップが示す「見えない編集」:視聴者の解釈を誘導するメディア技術
テレビ番組やTikTokで見かける画面上の文字情報、
いわゆる「テロップ」は、単なる注釈や強調を超えて視聴者の解釈や感情、記憶を巧妙にコントロールしていると、明治大学や室蘭工業大学の研究が示しています。
短い数秒で流れる映像に、
いつどのような文字情報が付加されるかで、視聴者の受け取り方は大きく変わるのです。
テロップとは何か?
- テロップ(telop)は、テレビ用の映写装置を用いて画面上に重ねて表示される文字や図のことを指します。
- 近年では単に背景音声や出演者の台詞を追うだけでなく、視聴者の注意を特定の情報に強調的に誘導する機能を担っています。
理論的背景
関連性理論(Relevance Theory)
関連性理論では、伝えたい情報が受け手にとって「必要十分な意味」をいかに効率よく伝えるかが焦点になります。テロップを重ねることで、映像や台詞だけでは伝わりにくい意図や文脈を明示し、視聴者の解釈フローを誘導します。
チャネル理論(Channel Theory)
チャネル理論は、情報送信者・メディア・受信者の間で、
情報がどのように流れるかをモデル化します。研究では、テロップ(文字情報)が写真や音声情報とは異なる「チャネル」として機能し、受信者の認知的特徴に応じた注意配分や解釈変化を生み出すことが示されました。
実験から見えた影響
実験では、20名の被験者を2つのグループに分け、同じ映像にテロップを付加した場合と付加しない場合で回答や反応を比較しました。主な結果は以下の通りです。
1. Q1(映像理解と記憶)
- テロップ有りの正答率50%、無しの正答率35%
- テロップがあると、設問の意図を想起しやすく、記憶再生が促進された
2. Q2(注目情報の分配)
- テロップ表示中は、視線の83%が文字情報に向き、音声情報は11%にとどまる
- 映像単体では気づかない背景情報への注意が削がれる可能性
3. Q3(感情反応の変化)
- 誤答後の情緒反応では、テロップ有りのグループほど「怒り」「悲しみ」といった選択肢を示す傾向が弱まる
- テロップが感情解釈を補完し、映像からの即時的な情緒生成を調整
現代メディアへの応用:TikTokの場合
- TikTokでは、
数秒~数十秒のクリップにテンポ良くテロップを挿入し、視聴者の理解を一方向に誘導する手法が一般化。
- 情報量の多い短尺コンテンツでは、テロップがストーリーを「限定されたフレームワーク」に狭め、視聴者の自由な解釈や想像の余地を奪います。
- 研究結果から、意図的に編集されたテロップが映像の印象や記憶、感情を操作しやすいことが裏付けられています。
メディアリテラシーへの示唆
1. 意図的なテロップの挿入タイミングや文言に注意し、「どの情報に誘導されているか」を自覚する。
2. 文字情報にばかり注目せず、映像そのものと音声のバランスを保って受け取る。
3. 別のソースを参照し、テロップだけでは補完しきれない文脈や背景を補足する習慣をつける。
まとめ
明治大学わ室蘭工業大学の研究は、テロップという一見手軽な編集手法が視聴者の解釈フローを体系的にコントロールし得ることを示しました。
テレビだけでなく、TikTokなどのデジタル動画プラットフォームにおいても、テロップのデザインや配置には大きな注意が必要です。

