勝ち抜く起業家は、お金から逃げない

ありがちな起業家向けセミナーでは、マインドセットや仲間づくり、コンセプト設計ばかりが語られがちです。

しかしながら、
事業を持続させ、飛躍・躍進的な成長を手に入れるために本当に欠かせないのは「お金」の話です。具体的には資金調達、キャッシュフロー管理、そして営業。この3本柱を軽視する、目を背ける起業家は、心地よい理想にだけ溺れて資金枯渇の絶望に追い込まれます。


1. 資金調達は起業家のライフライン

- 起業初期から黒字化までのギャップを埋めるのが資金  
- 銀行融資、エンジェル投資家、ノンバンク…選択肢は幅広い  
- 調達の際に評価されるのは、数字に基づいたビジネスプランと実行力、また印象も

資金調達を成功させるには、プレゼン資料のストーリーだけでなく、これまでの実績、数字の裏付けを徹底的に磨き込むことが不可欠です。感動的なビジョンだけで【お金を引き出す】を説得は、たとえ相手が銀行でなくて、親や友人でも貸してもらえる時代は終わりました。


2. キャッシュフロー管理が会社の体力を決める

- 収入と支出のタイミングを可視化し、黒字倒産を防ぐ  
- 毎月の資金繰り表をイメージできるレベルまで、お金に敏感になり、必要な対策を4カ月以上前に、即座に打つ  
- 「売り上げが出ているのにお金がない」状況を避ける仕組みづくり  

キャッシュフローは血液のようなもの。詰まれば会社は動けません。


わたくしはコンサルタントとして20年間、
標準的な顧問クライアントには、資金繰り表を一緒にチェックしながら、細かな対策を打ち続けることで破綻を回避し、逆に成長と躍進を支えてきました。


3. 営業力で現金を生み出す

- 収入を得るためには売り上げ。売り上げを得るためにはマーケティングして営業することに尽きる
- ターゲットが価値を感じた瞬間に、遠慮なく営業することを習慣にする  
- 断られても次の一手を打てるマインドセット  
- 営業されることを、嫌がらない。営業され慣れていれば、良い営業、悪い営業が分かるから


どんなに素晴らしい商品やサービスでも、営業が弱ければ、お金を稼げません。

わたくしがコンサル指導の現場で徹底しているのは、クライアントが、受け身ではなく能動的にお金を稼ぐための知識と技能を磨き、再現性を高めることです。


実践への第一歩

1. 今期の自社の資金調達計画と使途を数字で書き出す  
2. 毎月のキャッシュフローを30分で更新するルーティンを始める  
3. 売上目標と連動させた営業目標を用意して実践  


お金の話は面白くないし、
厳しいものです。

逃げたい気持ちはよくわかります。

ですが、ここを避けて通った結果、失敗のリスクが高まるのもまた事実。勝ち抜きたいなら、お金から目をそらしてはいけません。


起業家として本気で長期的な成功を狙うなら、マインドだけでは足りません。仲間やコンセプトは大切ですが、それ以上に資金の流れをコントロールする力こそが、あなたの武器になります。