「能力はあるが、協調性ゼロ」
ブリリアントジャークとの付き合い方
ブリリアントジャークとは何者か?
20年くらい前、
わたくしは起業して間もない頃、
「この人、すごく優秀そうなんだけど、なんか一緒にいると疲れるな…」という相手に出会いました。
わたくしが、まだ、起業家としての人付き合い、人との距離感を知らなかった時分です。
能力はあるけど、協調しない人が、いわゆる「ブリリアントジャーク(Brilliant Jerk)」です。
- 圧倒的な知識やスキルを持っている
- 成果は出すが、他者への敬意がない
- 自己中心的で、協調性に欠ける
- 相手を論破することに快感を覚えるタイプも
ブリリアントジャークは、短期的には魅力的な取引相手に見えるかもしれません。
ですが、
長期的にはあなたの事業や精神を蝕む存在になる可能性があります。
なぜ起業初心者ほど巻き込まれやすいのか?
起業初期は「実績のある人と組めば安心」、「自分より優秀な人に頼りたい」という心理が働きやすく、ブリリアントジャークの“能力”に惹かれてしまうことがあります。
しかし、以下のような兆候が見えたら要注意です。
- 会話が常に一方通行(あなたの意見は聞かない)
- 取引条件が曖昧なまま進めようとする
- 失敗を他責にする
- あなたの時間やリソースを当然のように奪う
ブリリアントジャークから身を守る3つの戦略
①「能力」より「姿勢」で判断する
どれだけ優秀でも、リスペクトのない相手とは長く続きません。
「この人は、相手の時間・意見・価値観を尊重しているか?」を常に問いましょう。
②契約・条件は言語化して残す
口約束や曖昧な合意は、ブリリアントジャークの温床です。
メール・契約書・メモなど、必ず記録を残しましょう。
③「違和感」を信じる勇気を持つ
相手が有名でも、実績があっても、あなたが「なんか嫌だな」と感じたら、それは重要なシグナルです。
違和感は、経験の浅さを補う“直感の盾”です。
あなたの事業は、あなたの人格の延長線上にある
起業とは、単なるビジネスではなく「自分の価値観を社会に問う闘い」です。
だからこそ、誰と組むか、誰と距離を取るかは、売上以上に重要な選択です。
少ない取引額でブリリアントジャークに振り回される時間は、無駄な時間です。
金額が少なければ、最初から関わらない方が、ずっと健全です。
経営には、才能だけでなく「誠実さ、社会性」が必要です。
そしてそれは、あなた自身が誠実な選択をすることで育まれていきます。
わたくしは、本来は、ブリリアントジャーク寄りの性格で、共感力は弱めです。しかしながら、
最近のビジネスの世界では、共感力は必要のようです。
だから、わたくしは【ビジネス共感力】というものを提唱しております。共感している風を装います。共感力が弱い人には、この姿勢を意識的に持つことで、柔軟性や優しさが出現します。
すると、
あなたが仮にブリリアントジャークだったとしても、その度合いが緩まったり、ブリリアントジャークではなくなって、相手から好印象を抱かれるチャンスも生まれます。
とにかく起業して、成功したいなら
相手から
「能力があって、人柄も悪くない」と思われたほうが損しない、ということです。
