七夕の祈り
世界中のみんなが、満腹でありますように
七夕の夜に向けて、短冊に託す願いは星に届くと言われていますよね。
わたくしは毎年、書き、祈ることは同じです。
「世界中のみんなが、満腹でありますように」と書きます。
これは単なる食欲の話ではなく、人が人を思いやる生きやすい社会、そして世界平和を願う祈りです。
わたくしは現在、経営コンサルタントとして約20年間にわたり2万回以上のコンサル指導を行い、110億円セールスしました。本を5冊、商業出版で世に送り出してきました。
こういう成功体験の裏には、多くの努力がありました。
それは、小学5年生の時からスタートしました。物心ついた頃から養育環境は過酷でした。
空腹は、身体以上に自尊心を蝕みます。自信なんて持てるはずがありません。
暴力や暴言にさらされた日々のなか、最も心を締めつけたのは「また、お腹が空いている」という不安と恥ずかしさでした。人前で、お腹が鳴るのは地獄でした。よく水道の水で空腹をごまかして暮らしていました。
変化のきっかけは、わたくしの場合、勉強でした。
知識と技能を磨き、他人から一目置かれる信頼や期待を得ることで人間関係が広がりました。子どもの頃からの多額の借入金をようやく完済した今、やっと空腹の恐怖と辱めを気にしない心に余裕が生まれました。
「いつでも食べられる」という安心感は、人を優しく変えます。野良猫が家猫に変わるように、表情や視線にも余裕が宿ります。
人も猫も満腹の間、他人を傷つけたり、略奪する、意地悪をしたりするなどの衝動は遠のくものです。
逆にお腹を空かせた人間は、自分を責め、他人にも攻撃的になります。
分け与える余裕も、優しさを育む余裕も完全に失われてしまいます。「自分さえ良ければ、それでいい!」、わたくしは子どもの頃から10年前まで、長い間、ずっとそう想っていました。
こういう体験があるからこそ、今では世界中の誰もが「満腹」であることを祈ります。
調べると、日本にもご飯を食べられない人たちは、少なくありません。もちろん、世界中にはたくさんいます。
デブやダイエットは、贅沢なことなんです。
