無難で特徴がない商品は売れない ―その理由と逆転できるヒント
はい、110億円セールスした
ぼっち起業家の杉本幸雄です。
もちろん、陰キャで人見知りです。
わたくしは、コンサルタント業で起業して20年で、これまでコスメやダイエット、医薬品など億単位のヒット商品をいくつも作って参りました。
ヒット商品の共通点
→激しく賛否両論を巻き起こす、特徴がある
言い換えれぱ、
【わかりやすく】て、感想が言いやすい商品であることです。
市場には、誰もが否定せず、問題視しない安心できる「普通の商品」が溢れています。価格は常識的で、どこも文句を付けようもなく、否定の対象にもなりません。まさに「無難」そのものの標準的な商品やサービス。
しかし、
これでは好意的な支持者(推し)が生まれることはなく、結果として市場で存在感を示せず、売上は得られません。
まず、消費者心理を見てみると、それほど商品について、勉強してくれることもなく、また探しまわってくれたり、検討を重ねてくれることもありません。
勝負は、一瞬です。
普通すぎるもの、平凡すぎるものには意識が動かず、注目されず、競争の激しい市場では、無難な商品では、特に価値は感じてもらえません。
特徴には、リスクが付きものです。
辛すぎるカレーは、一口も食べられない人が多数出現します。
顔の汚れがボロボロと出る洗顔料なら、気持ち悪がられますし、クレームも来ます。
でも、
リスクが潜む中にこそ魅力を、強く感じるのも事実です。ある意味で、大ヒット商品は「大批難」を浴びる勇気を持ち、常識や伝統に真っ向から挑戦する姿勢を示したものです。
逆に言えば、過度な無難さは、消費者に存在すら気付いてもらえないですし、説明したとしてもすぐに忘却されてしまいます。
では、なぜ「批判されるようなもの」が好感度や話題性につながるのでしょうか。とても重要のポイントです。大切なのは、いわゆる「反逆性」です。反主流ブランディングです。リバースブランディング、ブレークアウェイブランディング、ホスタイルブランディング
伝統や常識に抗う姿勢は、
当然ながら多くの人の反発を招きます。だが、その反発こそが市場における刺激となり、口コミやメディアでの話題作りになります。
市場の注目を集めれば、賛否は別として、その分だけ「記憶」に残る商品に変わっていくのです。逆に「誰からも非難も賞賛もされない」商品は、消費者の関心すら引くことができず、市場で顔を消してしまいます。
ここで問いたいのは、
自分自身が提供している商品やサービスの「特徴は何か」ということだけです。
もしかすると、
あなたはこれまでの商品企画やプロモーションにおいて「評価されない点」「無難すぎる点」の存在に気づいていなかったかもしれません。
しかし、その問題のなさ、無難さこそが、強力なブランディングとは程遠いと言えます。
ぼっち起業家の真の市場価値は、「誰もが予測できるパターンから脱却」し、あえて「常識を覆す」リスクの中に見出せるのです。
そう考えると、売れない理由は単に「商品自体に欠陥がある」からではなく、「個性が薄すぎて競争相手との差別化ができない」という現実に起因しているのです。
まるで、背景と同化してしまった存在が目立たなくなるように、無難な商品は消費者の記憶や感性の中に刻まれず、「ただの選択肢」にすらなり得ません。
結果として、口コミでの拡散もなく、リピーターや熱狂的なファンを生み出すことも難しいのです。
では、どのようにしてこの状況を打開できるのでしょうか。まず、自社の製品に対して「どこが安すぎるか」「どこが御託されすぎるか」という、あえて否定的なフィードバックを探り、その点を逆手に取る戦略が考えられます。
たとえば、ある製品が「デザインが平凡すぎる」と頻繁に指摘されるのであれば、その評論を受け入れ、むしろ「余計な装飾を排した純粋な美しさ」を前面に打ち出すパターンもあります。
他社にはないシンプルさとクールさを、あえて「無骨な美学」として再定義するのです。これは、消費者にとって新鮮な見方であり、「普通」を超えた独自性が魂を揺さぶります。
また、マーケティングの観点から見ると、賛否が分かれる強烈なメッセージは、一度耳にしたら忘れがたいものです。ブランドストーリーには必ず「逆境」や「挑戦」のエッセンスを盛り込み、消費者が「この商品はただの安全策ではなく、何か大きな挑戦を秘めている」と感じられるようにすることが重要です。結果として、その分野におけるイノベーターとしてブランディングされる可能性が高まります。挑戦する姿勢は、時には大衆の反感を買うかもしれませんが、それこそが市場における飛躍の鍵となるのです。
要は、優れた商品とは、従来の常識に一石を投じ、新たな価値観や美学を提案するものです。無難な、平凡な商品は、競争激しい現代市場では埋もれてしまう危険性が高い。しかし、その「無難さ」が露呈するところに、逆に飛躍のチャンスも潜んでいるのです。あなた自身の商品が今どのように評価されているのか、振り返ってみてください。そして、その中に隠れている「否定されがちなポイント」が、実は大ヒットの要素になり得るという可能性に目を向けてみましょう。
革新的な発想は、しばしば既存の枠組みを壊すことから始まります。たとえ一時的に批判や否定が集まったとしても、その声の中にこそ、次の市場を動かすヒントが埋もれているかもしれません。常識に抗う者ほど、最終的には熱狂的なファンを獲得し、業界に革命をもたらすのです。
さらに深堀りするなら
市場動向や消費者心理、さらには成功しているブランドのケーススタディなど、より具体的な事例に基づいた知識を追求すると、あなたの商品の独自性を見いだすヒントが増え、新たなアプローチが可能になるでしょう。これを機に、ぜひ自社商品のあり方を再検討し、「無難」という安全圏から一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
