成功と失敗の分かれ目——100人以上の倒産廃業社長を見てわかったこと
事業の成功と失敗を分けるものは何か?100人以上の倒産・廃業した負け組たちを観察する中で、共通する要因がありました。わたくしの読者さんが成功するために避けるべき落とし穴について。
1. 資金繰りに不注意
事業の血流とも言える資金繰りを軽視すると、一瞬で窮地に追い込まれる。売上の遅延や予期せぬ支出に対する備えがない会社は、倒産へのカウントダウンを早める。売り上げたら、入金されるという思い込みは大手企業出身者に多めでした。
2. やりたいことに固執する
情熱は大事だが、市場ニーズを無視すると独りよがりな事業になりがち。やりたいことを優先しすぎて、求められていない商品・サービスを提供してしまうと、成功は遠のく。【正解は、必ず市場にある】、市場を見ないで自我ばかりの人は、遅かれ早かれ、失敗する。
3. 会計処理の不注意
収益と支出を正しく把握、管理できなければ、どんなに売上があっても利益が残らない。会計処理上のミスや税務の軽視が致命傷になることもある。税理士事務所の会計処理は、一般通念で行っていることがほとんど。自社にとって、適切な処理をするのは、自分が税理士事務所をリードすること。そのためには、社長は会計処理や決算書には明るくなければならない。
4. ターゲティングの不明瞭
誰に向けたビジネスなのかが不明瞭だと、マーケティングもブレる。広く浅くではなく、明確なターゲットに深く刺さる戦略が求められる。ターゲティングしていなければ、値付けも、ブランディングも、ポジショニングも決まらない。それに、どこで売るかもわからない。
5. フォロワーを増やせばいい、という思い込み
これは、負け組の代表格の間違い。
SNSでのウケが売上に直結するわけではない。フォロワーが多くても、購入につながらなければ意味がない。ビジネスモデルの設計が甘いと、空虚なSNSの世界に振り回されるだけで終わる、疲弊する。
6. フロント商品がない
見込み客を引き寄せる入り口となる商品・サービスがないと、買われにくいし、ブランド認知は広がらない。まずは気軽に試してもらえる「フロント商品」を整えることが鍵。
そして、市場の反応を知る。
7. キャラ設定が曖昧
自社や経営者の個性が伝わらないと、印象に残らない。ブランドのアイデンティティを確立し、顧客に響く「キャラ設定」を持つことが重要。
8. 法務に無関心
法律や契約の軽視は命取りになる。
法務の知識が欠けていると、取引トラブルや訴訟リスクに巻き込まれる可能性が高まる。他人の商標を無断使用したり、法律を無視すると、バカだと思われる。
9. パクり専門で「ならでは」が皆無
オリジナリティを創るのは、苦労する。
競合の成功事例を真似るだけでは生き残れない。独自性がなければ価格競争に巻き込まれ、利益が薄くなる。ブランドの「ならでは」の強みを持つことが必須。
パクりは、習慣ですし、人格。
10. とにかく逃げ腰
困難に直面したときに、すぐに逃げる癖があると成長はない。
ど根性がない、闘う勇気がない、長期戦をする覚悟がない。
壁に挑み、問題解決に向き合う、試行錯誤を重ねられる経営者が長く続けられ、勝ち組になる。
成功する社長はこれらの落とし穴を理解し、避ける力を持っている。
倒産・廃業を防ぐには、常に市場を見極め、柔軟に対応し、そして冷静な財務管理を忘れない。
あなたなら、この中で特に大事だと思うポイントはどれですか?倒産廃業していなくても、10年以上、年3千万円以上でない起業家も、当てはまっていることが多いです。
