起業して失敗するポイントについて

(コンサルタント、コーチ、講師)


私は、ぼっち起業家の杉本幸雄です。

人見知りで陰キャです。

関わる人みんなに人生を勝って欲しいという想いで、20年ほど前にコンサルタント業で起業しました。


これまで2万回のセッションをして、110億円以上売りました。

本は4冊出版して、今、5冊目の準備中です。


そして、

これまで1万人くらい、コンサルタントやコーチ、講師として起業した先生、起業したい人に出会って参りました。


起業して、成功するとは、人によって定義は違いますが、

コンサルタント・コーチ・講師をやってお小遣いレベルではなく十分な収入を短期ではなく、10年間以上継続して得られていることではないかと、想います。


私が出会ったうちの8割は成功していません。思うようにうまく行かず、廃業や倒産をしています。


起業家精神は、成功者のストーリーだけでなく、失敗者からも大いに学べます。


コンサルタント、コーチ、講師としての失敗は、多くの起業したての先生に役に立つ内容だと思いますから、整理してみました。


 起業の失敗:コンサルタント、コーチ、講師としての教訓

起業は、未知の世界への一歩です。

毎年、多くの人がコンサルタント、コーチ、そして講師などの先生業として、この挑戦に挑みました。


しかしながら、成功への道は決して平坦ではありません。


起業は、自己認識と自己成長のかたまりのようなものです。

毎日、毎日、自分のスキルやノウハウ、知識や情熱、奉仕のマインドなどを次々と思い知らされる日々が続きますし、毎日が昨日よりは成長しようとする日々になるからです。


 コンサルタント起業の失敗

コンサルタントの失敗は、過信によることがとても多いです。

クライアントに対して、自分の専門知識に絶対的な自信を持っている先生がいますが、市場のニーズの変化を把握していないケースです。

新しいトレンドや技術の進化に追いつけず、提案が時代遅れになってしまう場合です。


この失敗パターンから、常に学び続け、柔軟性を持つことの重要性を学べます。



 コーチ業としての失敗

コーチで失敗するパターンはとしてクライアントに対してあまりにも指示的になってしまうことがあります。

クライアントの問題を解決するための答えを提供しようとしましたが、それはクライアント自身が自ら解決策を見つける機会を奪っていました。

コーチングは、クライアントが自己発見する機会を手助けをすることであり、答えを与えることではないということだからです。

コーチングを始めても、クライアントを思うように導けない時、ついつい、「◯◯をしてみて下さい」とか「そのやり方は失敗します」などと、教え押し付けてしまうのは、コーチングというよりはコンサルテーションです。

クライアントが自らの課題発見と課題解決力を欲しいと希望していたら、それはありがた迷惑に他なりません。


講師としての失敗

失敗する講師とは、教える内容が自己満足すぎて、受講生のニーズを見落とすケースです。カリキュラムや教科書に固執しすぎて、受講生が実際に求めている知識やスキルを提供できていないことです。

受講生のフィードバックを真摯に受け止めない講師もたくさんいます。

生徒のニーズに応じて教材を調整することの大切さがあります。


 結論

 これらの失敗パターンは、価値ある教訓になります。


自己満足に陥らず、常に改善を求める姿勢が必要です。

コンサルタント、コーチ、講師としての失敗は、私たちがより良いサービスを提供し、クライアントや受講生にとって価値ある存在になるためのステップです。失敗は終わりではなく、新たな始まりへの扉を開く鍵なのです。 





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