赤字起業家と黒字起業家の違いの話です。
ぼっち起業家の杉本幸雄です。
私は関わる人みんなに、人生を勝って欲しいという想いで、コンサルタントで起業して20年になります。
これまで110億円売り、本は4冊出版して、今は5冊目を執筆中です。
私が20年間も、経営を持続出来たのは、何とかして、キャッシュフローをまわし続けてきたからです。カンタンに言うと、「毎月の支払い」を続けられたということです。赤字だったことも、黒字だったこともあります。
赤字起業家と黒字起業家は、違いはどんなことなのかについて整理してみました。
赤字起業家
支出が収入を上回り、財務状況がマイナスである状態の起業家を指します。この状態は、企業が十分な収益を生み出せていないか、過剰な費用がかかっていることを意味します。赤字は一時的なものである場合もありますが、長期にわたると企業の存続に影響を及ぼす可能性があります。
黒字起業家
収入が支出を上回り、利益を生み出している状態の起業家です。黒字は企業の健全な財務状況を示し、持続可能な成長と発展の基盤を提供します。しかし、黒字であっても、その資金が適切に管理されていない場合、資金繰りに問題を抱えることがあります。
赤字と黒字の主な違い
企業の収益性と財務の健全性にあります。
赤字起業家は、
収益を増やすかコストを削減することで財務状況を改善する必要があります。
黒字起業家は、
利益を維持し拡大するために、効率的な資金管理と投資戦略が求められます。
また、
赤字起業家は
しばしば資金調達に頼ることが多く、これには借入金や投資家からの資金が含まれます。
これに対して、
黒字起業家は
自己資金や内部留保を利用して事業を拡大することができます。
赤字経営から黒字経営への転換は、損益分岐点の理解が鍵となります。損益分岐点とは、売上高から費用を差し引いた金額がゼロになる点であり、これを超える売上があれば企業は利益を出すことができます。
赤字起業家はこの点を目指し、黒字起業家はこれを維持または拡大することを目標とします。
最終的に、
赤字起業家と黒字起業家の違いは、
経営戦略と財務管理の違いによって生じます。赤字起業家はリスク管理と資金調達に注力し、黒字起業家は収益の最大化とコストの最適化に焦点を当てる必要があります。
【重要】な違いがもう一つあります。
姿勢や満足度についてです。
赤字起業家は、作業をしたことに満足したり、自分に許可を出し承認します。つまり、「今日も自分は◯◯をした。自分は頑張った。」ということです。
しかしながら、
黒字起業家の多くは、作業を終えたことで満足したり、自分を慰めることはありません。なぜなら、作業をするのが仕事の目的ではないとハッキリ自覚しているからです。利益を出すために作業をしていて、利益を出せない時はお金の動きを必ず改善しています。