センスが悪いとか良いとかの話。
センスの磨き方について

私は、20年ほど前にコンサルタント業で起業して、110億円売りました。
関わる人みんなに人生で勝って欲しいと想い、この仕事をしております。


クライアントに対して、TikTok動画編集やLP制作、ビジネスライティングなどの指導をしていて、
「あ、センスないかも」
「センス悪いな」
と思うことがあります。

この時に、私が意識することは、その相手に対して、「センス悪いよ」と、簡単に"センス"という言葉をつかわないことです。言われた側には、何が何だかわからなかったり、時には反発心を産んでしまうからです。

センスが悪いとは、
一般的な知識や常識が欠けていることを指します。"一般的"とは、甚だ不明瞭な雰囲気がありますよね?恐らくは、その場の全体が認めるとか、実力者や権威者が許すことが、一般的ということになります。

例えば、私が
ブログの執筆、TikTok動画の編集、ランディングページ(LP)の制作など、様々な分野でクライアントを指導する中で、時にはクライアントの選択に対して「センスがない」と感じることがあります。

でも、センスとは単に見た目がかっこいいとかキレイなことではなく、
目的に合った適切な選択ができるかどうかです。

私は先日、出版パーティーに招待された際、目立たないスーツを選びました。紺色のありがちなスーツです。
なぜなら、主役を引き立てるためです。逆に、自分が主役であれば、自分のブランドを強調する服装を選ぶことが適切です。

センスは経験と知識の積み重ねから生まれるものであり、知見のことです。

多くの事例から見て学び、真似ることで培われます。

ビジネスライティングやTikTok動画制作LP制作、ブログ執筆においても、素晴らしい成果を出して成功している例を参考にすることが重要です。

知識を吸収し、経験を積むことで、センスを磨くことができます。なぜ、そうなっているのかの本質をつかむことです。

センスを磨くためには、超重要なことは、素直な心です。
そして、自分のセンスを疑うことです。決して、自分のセンスに自信を抱かないことです。

既成概念に囚われず、新しい知識や経験を受け入れる柔軟性が求められるからです。

しばしば、自分のセンスに自信満々な人がいますが、月日が経つと、「センス悪い感じ」になっていることを感じます。その原因はどこにあるのか?

答えは簡単です。
一般的正解が、変容するからです。
かつて、ちょんまげと和服は、日常的であったでしょうし、正装でした。でも、今は違います。

例えば、外見であれば自分の年齢、立場で正解は変わるでしょう。
TikTok動画も5年前とは常識が全然違っています。
コンプライアンスも変わって、SNSやブログで取り上げるべきも変わっています。


良いセンスは、長くは続かないということです。

ぼっち起業家は、経験が少なくなるかも知れません。その分は、自分が興味がない情報に、ネットや本、人付き合いで補うことが必要かも知れません。

少なくとも、自分が知っていることを"全部"などと思わないことですし、唯一でいつまでも続く正解などと、勘違いしないことです。