コンサルタントの能力についてです。
コンサルタントの役割・お仕事は、
依頼者であるクライアントをそれぞれの目的や目標まで導くことです。
教えるだけでいいとか提案したら、
仕事は終わり、
という訳ではありません。
クライアントが目指すことを実現してもらうためには、
知識を教えるだけ
戦略戦術を提案するだけでは当然実現出来ません。
実際に欲しい結果を獲得してもらうためには、
クライアントご自身に【実践】してもらう必要があります。
クライアントが「予算と時間を投じ、思考と行動」をしなくては絵に描いた餅のままで、結実することはあり得ません。
その時、コンサルタントは
闇雲に、「頑張って下さい」と言っているだけでは無能です。
能力あるコンサルタントは、
クライアントの価値観とストレス耐性をきちんと把握して、クライアントそれぞれに合っている対応をカスタマイズして、指導しています。
クライアントが大切にしている価値観は、それが自分にとって理解し難いことであっても尊重する必要があります。
価値観を否定して、「そんなことよりも、、、」というような発言は軽率で信用をなくして、行動してくれなくなってしまいます。
また、
クライアントそれぞれのストレス耐性、言い換えると、感情コントロール力も違います。
成功する人は、
例外なく感情コントロールが抜群で、決めたことを決めたペースで進んで行けるのですが、トラブルに遭遇した際、感情コントロールが苦手な人は、激しく、動揺してペースを崩します。
クライアントが
感情コントロールが得意な人か、苦手な人かを把握しておくことで、指導法や日頃のコミュニケーションの質や量は変えなくてはいけません。
感情コントロールの操縦能力は、喜怒哀楽の振れ幅、揺れ幅で判断することが可能です。
誤解を恐れず、大雑把に言ってしまうと、
ちょっとしたことや、不確定なことでも
・すごく喜ぶ
・すごく恐れる
人は、感情コントロールが苦手です。
逆に、
・いつでも、淡々としている
・いつも、落ち着いて先を見ている
ところがある人は、
感情コントロールが得意な人と言えます。
能力あるコンサルタントは、
相手の価値観を大切に扱い、そして、相手の感情コントロール力に沿って、目標達成まで、導きます。
最近は、
「頑張って!」と言わないほうがいいという教えがあるようですが、実は違います。
頑張れと言って、もっと頑張れる相手には言ったほうがいいですし、
プレッシャーや邪魔になる相手には言わないほうがいいというのが正解でしょう。
難解なテーマに取り組むのが向いている人には、小さな成果を積ませる必要はありませんが、
少しずつステップアップしていかないと心が折れてしまう人とは、コンサルタントのアプローチは違っていて、然りです。
能力あるコンサルタントは、
相手をよく把握するように努めております。
杉本幸雄の本
