【ワークライフバランス】とは?
政府広報オンラインによると、
「働くすべての方々が、『仕事』と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった『仕事以外の生活』との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方」と定義。
つまり、仕事と仕事以外の、
両方とも充実させること。
うーん、これは、とんでもなく難しいことですが、
一般的には、このような定義は理解されていなくて、
残業はしないとか、休日は働かないとかというふうに、認識している人たちが大半だと思われます。
今年初旬に、お試しコンサルをした起業家で、「似非ワークライフバランス」をとても重視している価値観を持っている人がいました。
土日祝は、きっちり休む、仕事をしないと、決めていた起業家(元)さんが、
一度も年を越せないで、廃業しました。
これは、先月のことです。
仕事と仕事以外の両方とも充実させることは、
わたくしのイメージでは、大手企業や公務員の2流労働者以外は難しいのでは?と想います。
経営者とエリート労働者は、
恒常的に、仕事への偏りがあるでしょうし、
例えば、
経営者、起業家の場合、
少なくともキャッシュフローに余裕が出るまでの3年から5年間は、
自分の趣味はもちろん、育児や介護も、
会社運営と共に両方ともを充実させるなんて、
絵空事でしょう。
なぜなら、そんな余裕がナイからです。
お金の余裕がないとは、時間の余裕もないハズ。そんなタイミングで、
趣味を充実させる
育児を充実させる
介護を充実させる
って、果たして可能なんでしょうか?
先述の、一年も持たずに、
廃業倒産した起業家は、労働者時代は「いい会社の、期待されていない従業員」でした。
いい会社は、残業代も出ますし、有給休暇もあります。使えなくても、勤務時間を守っていれば、問題なく過ごせます。
そういう彼が、
わたくしとのお試しコンサルで言っていた要望は、次の通り。
・あまり目立たなくて
・リスクは少なめ
・土日祝は働かなくて
・月2、300万円稼ぐ
そんな方法を、ちゃちゃっと教えて欲しいとのことでした。
わたくしは、わたくしには
要望に応えられないと伝えて、
「そういうキャッチフレーズで生徒を募集していたり、ツールを販売している人たちは少なくアリマセンから、
探せば、
あなたに向いている先生がいるかも知れませんよ、いないかも知れませんけど。」
とお伝えして、
せっかくですから、
起業家がうまくいくまでのフローチャートをお渡しして、丁寧に説明して別れました。
彼から、
先月、「やっぱり、廃業します。あの時の杉本先生の話しは、今になってようやく理解しています」とメッセージが届きました。
わたくしと別れた後、彼は彼の希望を叶えてくれるという
良さそうな先生やツールに、いくつも出合ったそうですが、
全てが、
うまくいかなかったとのこと。
【リスク取らなきゃ、ダメなんだよ!】
リスクとは、
・難しい努力
・お金が減る、借金が増える
・楽しみや休息がなくなる
何回も、挑戦出来る人が、勝つ人です。勝ち抜ける人です。
何回も挑戦するには、
健康体、強いメンタル、運転資金が必要です。
成功者は、
成功するまで、そればかりやっていた少数派の人です。
いつも着実に、成果を出す人