【こんなメッセージを頂きました。】
ご相談したいです。

ネットショップで起業したいと思います。

難しいですか?
成功するコツは何ですか?


という内容で、現在、上場企業のグループ会社に勤務しているサラリーマンの50代の男性の人からです。


【お答えします】


結論から言うと、止めた方がいいというのが、私の直感です。

無論、私はこの人物をぜんぜん知らないので、大変な実力者かも知れないし、資産家かも知れないですが、何も知らない時点では起業して、成功するニオイがしないので、止めた方がいいと感じました。


まず、起業自体はほんの十万円もあれば誰でも法人設立できるので、簡単にできます。

一度も法人設立をした事がない人の中には、何やかんや理由を付けて、法人設立をしないで個人事業主として、開業したいという人が少なくないのですが、
税制や会計知識が最低限あって、サラリーマン以上に稼ごうという計画があるのにも関わらず、法人設立をスグにしないなら、ちょっとセンスないかも。

また、止めた方がいいと感じたのには、このもらったメッセージに、
【成功するコツは何か?】とある部分も大変引っ掛かりを覚えました。

まだ何もスタートしていないこの時点で、「コツを知りたい」という発想は、失敗する人特有の発想なんですよ。

ぴんと来ないかも知れませんが、もし可能なら、例えば10年以上会社経営している社長さんに「うまくいったコツは何か?」と訊ねてみて下さい。全く期待外れの反応が返ってくると思いますよ。なぜなら、コツでうまくいっている訳ではナイからです。激情する社長もいると思いますし。


それにご自分にとって、
滅茶苦茶重大な相談を安易に、無償で答えを欲しがる発想自体に、成功するニオイを感じないという事もあります。


最後に敢えて回答するなら、

【成功するコツ】は、絶え間ない努力を続ける事です。


起業なんて、高校生からできる簡単な事。難しいのは、続ける事です。


起業一年後廃業率は、確か、およそ5割で、10年後廃業率は、9割だったという記憶があります。


この人物の場合、もう一つ独立しない方がいい理由があります。大企業のグループ会社に勤務という事で、【集客や営業の大変さ】、【無名の力のなさ】を知らないだろうな、という点もあります。


私自身そうだったんですが、会社員を辞めると9割以上の人間関係を失います。銀行口座を作る事、取引先開拓って、結構苦労するんですよ。