ターゲットって、

あなたの商品を利用する人だと思われがちですが

正確には、間違っています。


ターゲットって、実は《代金を支払ってくれる人》です。


こう言うと分かりやすいですよね。乳児用粉ミルクのターゲットは、赤ちゃんではなくて、その母親ですし、ランドセルのターゲットは今や、おばあちゃんやおじいちゃんで、未就学児童なんかじゃありません。



会社で使うパソコンなら、ぺいぺいの平社員から経営者まで利用するのは全員近くでしょうが、ターゲットは決裁権者や、決裁者に影響を及ぼせるキーマンです。


もう、わかったと思います。


ターゲットに必要なのはお金です。支払い能力です。



冷淡かも知れませんが、いくら性別や年代なんかが合っていても、代金を支払う事が出来なければ、あなたを儲けさせてくれる理想的な顧客にはなり得ません。


ターゲット候補が、どんな暮らしをしているかで、ターゲットとして、誰かに絞り込まれます。



※追伸
かつて、こんな指摘を受けた事がありました。

「見込み客さんに、ターゲットという言葉を使っていると、それは、その相手に伝わり、良くない」という意見でした。

あなたは、どう思われますか?


私は、全く悪いと思いません。


例えば「杉本幸雄さん、あなたは、私のターゲットです」と言われたとしても、全然不快ではないです。


あ、そうなんだとか
嬉しい場合もあるかも知れません。



そんな指摘をした人は、もしかしたら、消費者は販売者よりも、偉いと思っていて、気遣いをしているのでしょうか。