お金の話です。

お金は、人の次か、人と同じくらい重要です。

しかしながら、
ネットショップをスタートしようという時、お金と真摯に向き合う人は多くはありません。


ネット通販は、はっきり言って、初期投資ビジネスです。


スタートダッシュで、どれくらい大きなお金を使えるかは、その後のリターンの大きさに直結します。


資金計画や事業計画なんかなくっても、本当は構いませんが《使えるお金》、つまり《消えてなくなっても、諦めがつくお金》は、たくさん用意しておかなくてはいけません。


もし、あなたが
他に収入源がなくてネット通販ビジネスを始めようというのなら、用意したお金の使い道の大半は広告費などの集客資金ではなくて、毎月生き残るための家賃や自分の給与として消費されていきます。


《お金の用意の仕方》は4つです。


1、貯める、貯金


2、貰う、助成金をもらったり、投資してもらう


3、借りる、借金、融資してもらう


4、当てる、宝くじやギャンブル



失敗する起業家風の人は、驚く事に、上のどれ一つもやりません。


かつて、
人から紹介されて、まだ私に人を見る目がなかった時に会った経営者で
こんなアホな人がいました。びっくりして、閉口した私は何年も前の、この事をはっきり覚えています。


収支計画の話の時に、手持ちの資金について訊ねる私に彼は、こう話しました。


「杉本先生、わらしべ長者のようにして行こうかと想うんです」と。


奇跡的に私は
ワラシベチョウジャを知っていました。

びっくりした私が彼を見ると、冗談ではなさそうです。


彼の真意はこうです。

毎月の収入を元手として、確実にどんどん増やしていくから、資金調達なんか必要ない、との事らしいんです。


つまり、毎月黒字という訳です。



あり得ません。


しかも、初期投資を回収できるのは、全力で上手く行って、2年目です。7年目に黒字転換した、11年目に黒字化したという起業家もいます。

もし、あなたが《遅いな》と思ったとしたら、起業して早々と成功した優秀な経営者かも知れませんが、起業経験者なら、それだけ継続出来たという点に着目するだろうからバカになんかしないでしょう。バカするのは成功未経験者だけです。


5年、10年と続けている経営者は、それと同じ年数分の運転資金を確保できた、という訳です。