東洋経済ではこう紹介されている。
「経済産業省が今年8月に発表した『電子商取引に関する市場調査』によると、2013年の日本のBtoC-EC市場は前年比17.4%増の11兆1660億円に成長し、全商取引に占めるEC化率は3.67%だった。この市場規模が今後どの程度まで成長するかが注目だ。
EC専業事業者や研究機関の予測を総合すると、東京オリンピックが開かれる6年後の2020年には市場規模は約20兆円台、EC化率も6~7%にまで倍増すると想定されている。」
ただ、この数字は本当ではありません。
真実は、もっともっと大きいはず。
例えば、あなたが何か朝活でも開くとしましょう。もちろん参加費を有料にして。
それをネットで告知・募集して、開催した場合の数字は、入っていませんし、
おそらく、ゲームのダウンロード、音楽のダウンロード、近所のお蕎麦屋さんの出前の売り上げも入っていなそうだからです。
日本通信販売協会などに加入せず、大手ショッピングモールにも参加していない店舗の未公開の数字は、把握できないでしょうし。
では、なぜ、ネット通販市場は「伸長し続けるマーケットなのか」です。
理由は、簡単です。
消費者にとって、便利で、事業者にとってコストがリアル店舗で行う場合と比較すると、地代や家賃、人件費などが圧縮できるからです。
この前、品川区の本屋さんで、こんな場面に遭遇しました。「書店員ダメダメの法則」がさく裂です。これじゃあ、Amazonやセブンネットで買おうと思いますよね。
(その1)赤ちゃんを抱っこした来店客との、やり取り
お客:この本を探しているのですが(メモを書店員に差し出して)
書店員:(無言のまま、端末を見て)在庫はないと思われます
お客:お手数おかけしました
書店員:(無言)
お客:(売り場から離れる)
あなたなら、どんな接客をしますか?
ネットショップでは、まず、在庫の有無を問い合わせてくれる人はほとんどいません。在庫状況の表示があるお店で買えば済むからです。
(その2)出版社が営業に来ていたらしい様子
出版社:・・・出版の××と申し上げます。こちらの新刊の~~(見ると、「吉田松陰」関連本らしきチラシを見せて営業をしている感じ)
書店員:(棚に本を差し込み作業をしながら)今、忙しいので。。。
出版社:大変失礼いたしました。(と言い、少し離れて待っている様子)
私:(illustratorのマニュアル本を立ち読み中)
10分経って、書店員に対して
出版社:先ほどは失礼いたしました。こちら、新刊で~~(営業を再開している様子)
書店員:私、担当じゃありませんので!
出版社:(多分、どなたがご担当ですか的な質問をして)
書店員:●●です。
出版社:●●様は、いらっしゃいますか?
書店員:今日、休みです。
この営業マンも、一消費者の立場も、もちろんある訳です。
この人が、この本屋さんで、「よし、この本屋で今度買い物をしてみよう」とは思わなさそうですよね。潜在顧客を一人失いました。休みの日に来店する事はないでしょう。
忙しい
↓
待たせる
↓
私担当じゃない
↓
だれだれです
↓
今日休みです
コントのようで非常に楽しい展開が印象的でした。
本屋さんて、来店客マバラですが、分かるような気がします。
無料お試し読み 888円の片手間では絶対成功しないネット通販
