丸椅子と鏡だけの美容室





こんな美容室が、世田谷区にあります。



そのお店は、「余計な事をしません」「余計なものを置いていません」。



ここでいう、

余計な事とは、いわゆるオプションメニューです。


今、理美容院も生き残りをかけて、いろんなサービスを導入しています。

代表格は、マッサージ的なものでしょうし、メイクや着付け、ネイル、まつ毛エクステなどもそうでしょう。

シャンプーなんかの販売もしていません。




このお店は、本業である


・髪を切ったり、染めたり、パーマをする事と、シャンプーブローしか、やりません。




肩をもむなんて事もしません。



髪を切り始めてから、シャンプーブローまで、30分程度で、仕上がります。

※もちろん、スピード勝負のお店ではなくて、美容師としての技術力やセンスは、高いと思います。





そして、また少し驚きなのが、店内の設備です。


むちゃくちゃ、シンプルです。質素です。

実は、計算されていそうなセンスのいい、質素感です。



椅子は、木の丸椅子が二脚と、背もたれが付いている木の椅子。


座ると、しっかりと足が、打ちっぱなしのコンクリの床に着きます。



椅子と鏡だけの、お店です。



座り心地が悪い、座っているのが辛い、と感じる事はありません。施術が速いからです。



「美容師としての本分」に徹しているのでしょう。




ここの美容院の料金は、5千円程度です。(カット、シャンプー、ブロー)


他の理美容院に比べて、時間が半分だと、利益が2倍近くになるかも知れませんね。



・2倍のお客の施術が出来て、売り上げが2倍になる


・休憩時間が増えて、技術の練習に充てられる


・マッサージなど、余計な習得が必要ない




今、ネットショップでも、いろいろなサービスを導入する考えが主流です。

客単価を高めたいし、ターゲットを広げたいから、という理由でしょう。




「本分」に徹する、「お客を選ぶ」を学び直しました。




ちなみに、このお店の素晴らしさは、

最寄駅から、やや離れているにもかかわらず、「お客」が予約の時刻にちゃんと来る事もあります。



家賃も抑えているような場所と建物です。




推測ですが、集客は「紹介の連鎖」だと思います。




「自信ある、自分の商品だけを売る」、

そういえば、1品しか売っていないネットショップで、上位店が確かにあります。



これが、私が前にもお伝えした商品数は、中途半端に増やすと、失敗するという法則の事です。



自社ブランド1品だけで、勝負する方が、仕入商品50品を売るよりも、はるかに、成功確率が上がっています。