同調心理という、アレですよ。
日本人は特に多い心理傾向です。「みんなと一緒がいい」「友達も持っているから」という心理。
人気の店、混んでいる店には、どんどんお客が並ぶ。
列の後ろの方では、何の列か分からないけど「何だか良さそうだから」と、一応並んでいる人もいたりします。
「売り切れ、入荷待ち」という札がかかっている商品が気になって、気になって。
実はこれ、ネットショップでもあります。
事例として、超身近な実態があります。
私の本です。今、アマゾンをはじめ、リアル書店も含めて、方々で「欠品」しています。
欠品すると、いつ手に入るか分からないのだから、「注文が入らないはず」と思うでしょ?
実は、「売り切れているんだから、きっと良い本に違いない」と、心理になり、
今、「売れています」。注文が入ってきています。
アマゾンランキング、入荷時期未定でも、上がっています。
楽天ブックスは、「在庫有り」「メーカー取り寄せ」「在庫有り」を繰り返しています。
きっと、市中在庫の返品分をクリーニングして、カバーを付け替えて、わずかに1冊だけの入荷を繰り返しているんだと思います。
楽天ブックスは、とある取次経由ですから入荷するんでしょう。
版元には在庫がありませんから、出版社と直取引の書店にはしばらく流通しなそうです(推測)。
話をネットショップに戻すと、この同調心理をうまく活用しましょう。
ネット上で、賑わいと、行列を作る訳です。
どうやって作りますか?
私のクライアントのほとんどは、みんな上手に、工夫してやっています。
そして、中には予約注文分の発送に2か月かかるショップもあります。お客さんは欲しければ待ってくれます。
「売り切れ」「今、売れています」
これに弱いんですね、私たちは。
ガラガラのお店には、入りにくいですよね。 今も欠品しているか、ランキングは上がっているかを確かめて。