ネット通販、ネットショップ、Eコマース、いろんな言い方がありますが、
ネット通販ビジネスを成功させるのに、
大切な役割を果たすのが、ホームページ、ランディングページ、パンフレット、体験集、パッケージなどの「制作物」です。
制作物は、物言わぬ、販売員。サイレントセールスマンだからです。
しかも、24時間働いてくれます。
だから、一つの制作物のかける費用は、人件費と比較して、その価値を判断して下さい。
人、一人を雇うと、年間で、本人には直接渡さない社会保険や厚生年金の費用も含めると400万円くらいはかかるでしょう。
だから、これらの制作物で100万円とか200万円くらいかけるのは、激安と判断してほしいです。
制作物を作る時、重要なのは、制作する人、つまりデザイナーなどだけと考えられがちですが、
最も重要なポジションは「制作ディレクター」です。
進行管理係りですね。
予算、日程はもちろんの事、
発注者と制作者の間に立つ、調整役です。
調整と言っても、バランスをとるのではありません。
その制作物が果たす「役割、効果」を基準に、
とかく、「好き嫌い」や「予算」「日程」などで結論を下してしまう判断を「本筋」に導く役割です。
デザイナーを制作に没頭させる、クライアントには、目的を忘れさせない、事が大切です。
ディレクターは、制作会社の営業が行う場合もありますが、
私はクライアント側の一人が担うべきだと、いつも指導しています。
なぜか、それは商品やサービスについて、制作会社は素人だからです。
関連法令も知らないのがふつうです。
法務の管理も進行管理と共に行います。
稼げる制作物は、ディレクターがきちんと役割を果たしたものがほとんどです。
制作者には、何も言い訳が出来ない環境をお膳立てして、任務にあたってもらいましょう。
ディレクターは、自社の上司や社長がAHOな事を言い出したら、さらりといさめて進行します。
「そのお考えも悪くないですが、こっちの方が効果がありますよ、それでもいいですか」の一言で丸く収まるでしょう。
ただ、これを発言するには
ディレクター自身が、マーケティング、消費者心理、マーケット情勢、制作工程、コスト感、などを学んで、経験を積み、出来れば、成功体験があると、社長や上司に対して、説得力が増します。
良いディレクターがいないと、全然進みません。
ディレクターは、デザイナーにも、自社の社長にも、頼りになる存在です。
ディレクターが決してやっちゃいけないのは、妥協案を見つけたり、議論を避けたりする事です。
デザイナーとも、社内とも、目的遂行のために「闘う」のが、ディレクションです。
