10年以上前に「やらなきゃ損する、農家のインターネット産直」という本が、農文協から出版されていました。
この本の善し悪しはともかく、2000年になってすぐの時は、
今隆盛を極めているアマゾンや楽天市場も、流通として大きな影響を及ぼしているとは言えない時でした。
そんな時から、農業経営に、インターネットをうまく活用していれば、
世の中、変わっていたかも知れないと空想しています。
農業に限らず、工業でも、「作り手」は小売りの経験が少ないので、
まとめて買ってくれる商社や問屋に卸売りをします。
工業部品など消費者が使いようがナイものはともかく、
すぐに使えるもの、消費できる農産品は、直販、つまり通信販売をインターネットを使って、どんどんやって欲しいものです。
スーパーに行くと、悲しくなる事があります。
なぜか、野菜が安過ぎるからです。農業は簡単ではありません。気が向いた時だけ、片手間にできるシロモノではありません。
レタス1個100円なら、農家にはいくら入っているんだろう。
生産調整で、山ほど廃棄することもあるでしょう。
「産直」をやって欲しい。
全国の農協が、インターネット販売をやって欲しい。
問題やシガラミは、いっぱいあるでしょう。
消費者に、直接販売して、利益をとって下さい。
野菜や果物は、収穫してすぐに食べるのと、
数日経ってスーパーで売られているのとでは「味」が全然違います。
美味しさは、スピード勝負です。
一個一個なんて、「ちまちま売っていられない」、そういう発想が、作り手と消費者との距離をどんどん広げていきます。
農協が、本気出せば、できるはず。と私は想像しています。