あなたは、思うように稼げていない理由の筆頭として、「あなた自身の能力」を挙げていますか?
つまるところ、売上げがイマイチなのは、あなたに原因があります。
経営者なら、資金管理や資金調達、人事体制の整備、法務管理、セールスの短期戦略と中期戦略。
現場スタッフなら、商品企画、集客活動、接客活動で、細かく言うと、文章作成力、画像制作、htmlコーディング、広告や検索対策、リリース配信などのノウハウをどれくらい会得していて、
実際の業務で発揮できているかです。
経営者のあなたが、本気で成功したいと言うなら、まず体制づくりです。
的確な人がいなければ、あなた自身が全てを担ってください。
外注するにしても、ある程度の理解力がないと、的外れになってしまったり、時にはボッタくられている状況にもなるかも知れません。
ネット通販は、機動力が必要になります。
画像処理能力、文章力、ページ制作力
私は担当社員二人と社長の三人、商品管理と梱包のアルバイトさんは平均で4人ほどで、年商7億円を売り上げていました。
実は、この会社。受注システムと呼ぶものはほんどありません。
送り状を出力するのも、手入力をベースにしていましたし、一日の発送件数が80件くらいまでの初期段階では、なんと送り状を手書きで書いていました。
あなたの会社には、「コピー機」がありますか? すごいですね。
その会社には、コピー機はありませんでした。
費用がもったいないから、買いませんでした。リースも組み立てませんでした。かなり、検討した結果です。
コピー機がないので、コピーをしない仕事を、私たちはやっていました。何とかなるものですよ。
私の知人のある会社のトップセールスマンは、パソコンで書類作成する能力がほとんどゼロです。
彼が作る提案書は、定規を使って線を引いている手書きのものです。
売上げがイマイチなのは「基幹システムが整備されていないからだ」「プロジェクターがないからいい会議が出来ない」「パソコン能力が低いから、ページ作りが出来ない」
本当に、出来ない理由は環境でしょうか。それは、間違いです。
なければないなりに、出来ます。
ちなみに、私の今の事務所にもコピー機は導入していません。
コンビニでコピーをする事は、年にほんの数回程度しかなく、
デザイナーさんから送ってもらったカラーの画像データをセブンイレブンにあるゼロックスのプリントアウトサービスを利用するのも、年に三回程度しかありません。だから、コピー機は、必要がないんです。
コピー機がないと、手でメモを取ります。暗記します。白黒のレーザープリンターで出力します。
環境整備のコストがあれば、やるのが当然いいですが、
十分にはないとか、なくても済む事に費用を投下する必要はありません。
コピー機がない会社で、働いた事は、とても私の財産になっています。
要は、「人」が知恵を使って、働けば、環境の不足は関係なくなる事もあるという事です。
逆に、今ないものがあるようになると、売上げは思うようになるって訳ですか?
どこがポイントか。それは、一人一人の能力です。
「人」が大切です。勉強、トレーニング、準備です。
あなたは、去年の今頃と比べて、出来なかった事で、出来るようなっている事は何ですか?
画像処理、コーディング、広告選定、ページ作成、文章作成、梱包、伝票入力
資金管理、人材育成、戦略の策定
何もなければ、とてもマズイです。
小さな会社の人材は、「自立」している必要があります。
自立とは、一人で問題なく働ける、という事です。
商品管理は、・・・に任せれば大丈夫。
広告選定は。。。さん。
ページ作りは、誰。
という具合です。
お互いを互いにプロとして認めているので、確認しあう事は「方針とブレテイナイか」だけ。
経営者は、お金と人の心配が主なテーマです。
あとは、現場のプロに任せるのが楽ですね。そういう人材でないと出来ませんが。
やる気があれば、具体的な努力をしてみましょう。