両親二人が認知症だと判明したのは2012年。
認知症両親の金銭管理
で書いた通り。
姉が通帳やカードを出来る限り探し、紛失してしまったと思われる銀行に確認した。
アドバイスされたのは
「ご本人様がご同席されれば、再発行も可能ですのでご本人様と来行下さい」
とのことだった。
父に説明するが、分かったような分からないような・・・
まだギリギリ歩ける頃だったので、車に乗せて銀行に向かった。
通帳再発行と改印はその場でやってくれるが、
カードの再発行は、恐るべし…
郵送となる。
郵送は危険がイッパイ
モンスターの母、ボケボケの父。
いずれが受け取っても
どこに置いたのか、
いつ来たのか、
配達があったことすら忘れる可能性が大
結局都銀のカードは2回再発行してもらう羽目に陥った
父の口座を全て把握し、何がどこから引き落とされていて
引き落としされるまでに資金移動をする日程もだいたい分かったが…
ここで痛恨のミス
引き落とされないものについては督促状なりが来て、何か契約していたことを知る。
特にもう父が使うことがないだろうと推測される、会費が高いカード類は、勿体ないのでサッサと解約の手続きをした。
「両親ともに認知症になり、代わりに電話しています」
というと、2、3の質問があり、家族の確認が取れると、解約に応じてくれた。
通帳記入をしないまま、明細が来ないので使っていないと判断したアメリカン〇クスプレスカード。
年会費は一番高かったので、真っ先に解約していた。
そこから5年…
父が亡くなった際に母の弟から
「義兄さんは生命保険入っていなかったの?」
支払いを滞らせないことが優先だったので、収入になることは
後回しになっていたが、確かに生命保険は入ってたような
保険証書を見つけ、問い合わせをしてみた所…
当時アメッ〇スカードから生命保険の支払いをしていたことが判明
支払いが滞っていたので、契約をどうするのか?さんざん電話を実家にかけてくれていたらしい。
母は父がやっていることはよく分からない
と言い、父に代わるが要領を得ない。
担当者も何度か手紙も出したそうだが、その後全く反応なし。
支払いを滞納している扱いになっていたが、支払いのカードも解約されたと分かり、実家に電話をした所、父は「解約します」と言ってしまったらしい。
結局、この保険にはいつ入って、いつまで払っていたのかは不明。
死亡時受け取り金額は2千万円はあった。。。
そのお金があれば、母の資産を慌てて動かす必要もなく、もう少し今が楽だったんだけどね
最近は銀行口座の引き落としより、カード決済で契約しているものが多いことをつい忘れてしまったための痛恨のミス
親の支払い関係、取引銀行とクレジット決済系については
是非、元気なうちに確認しておいた方が良いですよ