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倒木更新

経営職と両親の介護の生活の両立の日々の記録

2012年、会社を設立した当初は夢は膨らんだ。キラキラ
ただし、今考えれば誰の何の夢だったのかはっきりしない。
企業理念を作るときに


宝石赤最初は社長を中心に一つの会社として業績を伸ばす。
そのあと、皆がそれぞれやりたいことを実現していき
宝石赤関連会社、子会社として一国一城の主になる。
将来的には

宝石赤ホールディングスにしていきたい。
という想いがあったが、誰一人具体的ではなかった。

 

M&Aで旧会長と同じ配分で資本金を出すことに
合意してくださった新会長は、

私たちに

本当に目指すことがあるならば!

と更に資金調達を約束して下さった。

 

超高齢化社会になり、人口減少の中で労働集約型の
BPO事業とはサヨナラしたかった。

 

同じやるにしても、これからの社会に即した形の
BPO事業をやらないと先が無いという危機感は皆もっていた。

 

新しいことを始めたい」という気持ちが強かった。

 

そうは言っても現業の収益がきちんと上がっているのが前提ビックリマーク
前会長からは、足元がしっかりしていないのに
「次の事なんて考えるんじゃないむかっ」と
よく怒られたテヘ

 

現業の中でも、他社が踏み込んでいないエリアに進出しつつ
自社のカラーを作っていこうビックリマーク

と考えていた。

(細かく書くとバレそうなので書きません)

そこは、全員一致のコンセプトだったはず。


新しいオーナーになる時に、

この方向性だけは打ち出し、新オーナーにアピールした。
採算がどうこうではなく方向性だけね。あせる

 

自社のカラーからは決して逸脱していないが、
唯一の社員君ニコがアイデアを出した

斬新な仕組みの構築」に
社長がノリノリ音譜となり、

現業にも利益をもたらす可能性も見出し、
新会長に自らプレゼンし、めずらしく自分で動き始めたDASH!

 

ところが、社長が動けばみんなが振り回され始め…
それぞれが役割をもって動いていた業務やクライアントを
おろそかにしないとならない事態が発生。

 

全員が同じ方向を向くことは大切。

 

でも説明やコミュニケーションも取らずに始めるのが
社長の悪い癖ムカ
斬新な仕組みの構築」の立ち上げに

必要なスキルを持ち合わせない役員一人が、

私ともう一人の役員に

「そんな収益が上がらないものに

みんなで時間をかけてしまうのには納得いかない。むかっ

現業務を引っ張ってるのは、結局自分だけえ゛!
やってられないわー知らん

と非協力的。

 

そう、もうこの時点で会社の体を成していなかった。

 

計画性が無いので、経営資源の活用が効果的に出来ていない。
誰かの想いを察知して動くような組織が耐えられるわけはない。

メールや共有ツールを使い、情報共有と
せめて進捗確認ができるようにとルールをビックリマーク

と決めたが、社長自身が一番やらない。ガーン

 

そして、何故このような事になっているのか、現状を分析し
解決しょうとするのは役員ではなく、唯一の社員君ショック

私は答えを出すと自分のやる気がなくなるので

もう、そこまで考えないようにしていた。

 

社長からしっかり話を聞かないまま動いているので
社員君にきちんとしたアドバイスも出来ない。汗

 

週に1回のミーティングもスケジュールに入れるが、

誰かしらが来れないという事態で、何度もリスケされ、

結局出来ていない。ダウン

じゃぁ、せめてできないときはメールでやり取りしようと
休みの日に資料をまとめるように頼み、日曜日の夜の締め切りで
提出するのは、私ともう一人の役員のみ。

残りの二人には


「toubokuさんとは働きすぎ。仕事は仕事、プライベートはプライベート
なので、私は休みの日まで働かない、toubokuさんとは違うんです」
と言われてしまう始末。えっ

 

で、

一体だれが会社を前に進めるんだよ!!
と思っても、誰も意見すら出さない。

 

こんな小さな会社で気持ちが一つにならないあせる
私の気持ちが空回りすればする程、距離はどんどん遠くなった。

 

自分で仕事をする上で上手くいかなくなった時に考えることがあるひらめき電球


一生懸命やっているのに成果があがらない、不満ばかり言うように
なったら

 

人を変えるか
環境を変えるか
自分が変わるか

 

しかない。これまでの人生では、これを繰り返してきたが
今回は何一つ自分で選択肢を選ぶことができないことに

気が付いた。

そのくらい親の介護は重く圧し掛かっていた。


新オーナーは、事業の事には口出ししない。
社長は新オーナーを上手く説得し、

さらに借金を膨らませていった。汗
前会長の言った通りだった。

社長はお金があればあるだけ甘えて使う。
事業に投資はしてくれたものの、回収計画が甘いため
借金は膨らむばかり。
従業員の給与も、社長が毎月会長にお願いし、会長も計画が甘くても
資金を動かしてくれる。

そんなこんなで、買収されてから1年半で借金は
5千万円を超えた。叫び

ここまで投資してくれる会長には感謝するが、膨らんだ借金が
あるから、役員報酬もカットしたまま、どんなに頑張っても

社員君の給与すら上げられないしょぼん

 

体育会系で、年上は敬う、先輩は大切にする合格

という意識をお持ちの会長で
私が社長を飛び越えて発言することは好まれなかった。
しかし…
「こんなの会社じゃないドンッ」と

 

とうとう会長に直訴する決意をした。パンチ!