在宅勤務の旦那が、部屋から出てこのニュースを伝えた。
そうかあ。
世界選手権後から昌磨くんのファンがざわざわしてたから、その可能性があるのかなとは思っていたけれど。
観に行ったプリンスアイスワールドで滑ってたのも「See You Again」、つまり、別れの歌だしね(実に良かった)。
でも五輪までやる可能性もあるよな、と思っていたのは、私のファン対象が五輪にこだわる人だったからだろう。やはりファンはファン対象に思考が似てしまうのである。
<引用>
次のイタリア(2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪)までやると思っていたので正直ビックリした。
<引用終わり>
そう、こんなことを言ってるという。
私がフィギュアスケートを気合いを入れて見始めたのは2013-14のソチシーズン。
そのとき既に全日本の最終グループに入っていたのが宇野昌磨選手。
(もっとも、それ以前に中学生くらいのときに昼のワイドショーで取り上げられているのは見た。)
そしてそれからずっと休むことなく競技の世界で活躍していた彼が、競技の世界から離れてしまう。
ちと寂しい。
さて、ここからは非常に身勝手な話。
昌磨くんがマネージメント会社を変えたニュースのときも少しショックだった。「えーっ、じゃ、フレンズオンアイスで昌磨くんが観られなくなる可能性が高くなったわけ?」と。真央さん所属のマネージメント会社に行くということは、真央さん絡みのショーの方に移行しそうな気がしたのだ。となるとショーで観る機会が減る。
で、競技も引退となると、これからテレビで演技を観る機会も減る。
正直残念なのである。
NHK杯で「ボレロ」を観た頃から、昌磨くんの演技は私の中で別格になっていた。
あのとき、かなだいの「ラ・バヤデール」だって観たのに、書きたい、ブログ記事にしたい、とまず思ったのは彼のボレロだったのだ。「ラ・バヤデール」はアイスダンサーとしてまだ発展途上の状態の演技だったこともあるけど、それだけ私にとって昌磨くんの演技は芳醇で魅力あるものとなっていたのである。
そしてむろんその後のプログラムも、より豊かなクオリティで少し謎めいていて、安心して楽しめる見事な作品であり、そういうものを作る存在として昌磨くんを捉えていたのだ。
そのクオリティが高い演技に巡り合いにくくなるというのは、うん、残念だ。
じゃあ昌磨くんが出るアイスショーのチケットを買えばいいじゃんと言われればそれまでなんだけどね。
それは出来ない話だし(やっぱ大輔さんである)。
昌磨くん自体はこれから行く道もちゃんと見えているようだし、将来、いい形でまた演技を観ることが出来たらいいな、と思ってはいる。
本当に、お疲れ様でした。