今日はひな祭りの日。そして、村元哉中選手のお誕生日でもある。

お誕生日おめでとうございます。


ということで私のタイムラインには美しい画像が貼られたおたおめメッセージがいくつも流れてくるのだけれど。

私、画像集めしてないし、センスもあまりないからこういうのは難しい。でも一応何か書きたいなあ。


と色々考えていたら、昨年夏に書こうかと思いつつ書いてなかったことを思い出した。これも一つの機会だ、書いておこう。おめでとうメッセージとは少し違ってしまう感じの内容だけどね。




7月末。村元哉中・高橋大輔組のプログラム使用曲「オペラ座の怪人」の編曲を、哉中さんが担当していることがkanadai_team_officialによって明かされた。

そして昨年の「Soran Bushi & Koto」も、そうだったと。


で、私はこの話に対する感想を"framework"という記事で当時書いている。



ただ、一つ書かなかったことがあるのだ。

つまり、昨季ではなく、五輪シーズンを駆け抜けた後に初めて、哉中さんが編曲を担当していることを明かした。そのこと自体がとてもいいタイミング、と思ったのである。




もし昨季の五輪シーズンのスタート時に「Soran Bushi & Koto」の編曲を哉中さんがやっていると明かされていたら。

私は村元哉中選手を野口選手と演技しているときに初めてみて素敵だと思い、クリス・リード選手とのカップルになってからは好んで見ていた。

つまり哉中さんは好きだったわけだけれど、それでも2021-22シーズンのはじめの頃は、大輔さんのパートナーとして全幅の信頼を置いていたわけではなかった。

そんな時期に彼女が、編曲をやってると聞いたら私はどう思ったろう。

「この人、大輔さんと踊りたいだけではなく、大輔さんを踊らせたい人だったの?」と、ちらっと思ってしまったかも。

このカップルは、元々哉中さんのアプローチから始まっている。そしてアイスダンスのキャリアも哉中さんの方が上なわけで。

「そんな風に相手のペースに乗せられる関係でいいのかな」なんて余計なことを考えていたかもしれない。


哉中さんは好きだったし、アイスダンスに取り組んでいる大輔さんは若返っていて、この挑戦は二人にとって意味があることは十分わかっていたけれど。

この二人が本当に最高の相棒なんだと納得したのは、2021−22シーズンを駆け抜けた姿を見続けたからだ。

この二人がお互いに持てるものを最大限発揮することが確実にプラスになる、かなだいがかなだいとしての魅力を作り出せるようになったと思えたのは、2022世界選手権の後のスターズオンアイスでだったしね。


哉中さんが自分の才能を発揮することが、二人をより輝かせることができる。

そう私が確信できるようになった頃になって「哉中さんが編曲している」という情報が提示されたことが、すごくいいタイミングだと思ったのだ。


むろんそもそも「Soran  Bushi & Koto」を編曲してたってことは、2021-22シーズンに既にそれでオーケーという関係がかなだいの二人の間、いやズエワコーチ含めて三人の間にできていたってことである。

見てるだけの私がシーズンが終わる頃までそういうことを知らなかっただけのことだ。


ただ、今季のかなだいは、新プログラムの振り付けするところを主とした配信なんてのをやってたりする。で、それを見るファンを「マニアック」と大輔さんは言ってたりする。

つまり「ファンって結構マニアックで、プログラムがどう作られるかとか編曲を誰がどうやってるかとか、そういうことに興味ありそう」とかなだいの陣営がこちらファンの側を解釈し、それに合わせて発信した。そしてそれを受け止めたファンは「哉中さんって才女〜」と喜ぶという相互関係ができていたわけで。

そういう、私が喜べるようになったタイミングで、喜ぶような情報を出す。偶然か意識してのことかは分からないけれど、タイミングがいいこと自体に「さすが」と思ってしまったのである。






ひな人形は飾ってた?

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