四大陸選手権、フリーダンス終盤からその後の大輔さんの状態のおかしさに、しばらくリズムダンスの記憶がすっかり抜けてしまったが。



バンケットの様子やインスタライブの話などが流れてきて、だんだん落ち着いてきたので思い出した。
そういえばリズムダンスでは哉中さんの方が珍しくミスをして、そのとき大輔さんが巻き込まれずにうまくレベルを取ったことを、さすが百戦錬磨と語った人がいた。
で、ふと私、「本当に百戦してるかも」と思ったんだった。キャリア20年以上、一年に5回くらい戦ってれば100行く計算になる。ということで、四大陸選手権が終わったら計算してみよう、とあのとき思ったのだ。
ただ後で、キャリア20年以上といっても、一度引退してたからブランクあることを忘れてたことに気が付いたんだけどね。



で、高橋大輔公式サイトの「Competition」に掲載されている試合数を数えてみた。



結果。

シングルだけで97試合だった。ジュニアまでが22、シニアで75。
ここだけで、ほぼ百戦錬磨。

で、シニア時代のシーズンで一番連戦だったのが、2011-12シーズンと2012-13シーズン、ともに8。
ベテランになってからが一番試合数多かったわけで(しかも2012-13シーズンは膝の調子よくなかったという話がある)、そりゃ当時のファンに心配する人がいたのも当然だなと思う。

そして、アイスダンスの戦績が11試合。
事実として本当に「百戦」しているのである。



今、ペアには高橋大輔選手より年上の女子選手がいるけれど、確かその人は競技生活にかなり長いブランクあったと聞いている。

大輔さんの試合数って、ひょっとして最高記録かもしれないと思う。




キャリアが長くて、その間にブランクがないのはミハル・ブレジナ選手がいて、ひょっとすると彼の方が男子シングルだけなら上かもしれない。

ただ、一応Wikiでざっと見て、ブレジナ元選手の方が多い?と思ったけれど、彼の戦績棄権が何回かあって、それをどう扱うか決めないと正確な話にならないのでなんとも言えない感じである。



とにかく、高橋大輔選手に歴史あり、というのを改めて感じた。