神戸チャリティの後の、ブームスポーツのfacebookに載っていた言葉を繰り返す自分がいる。すがってるなあ。

ーファンへのメッセージを
「ファンの皆様にはとりあえず行ってきますって感じで。あえて何も言わずに、行ってきたいと思います」


大輔さんの言葉。
何も言わず、でも「行ってきます」だもんね。「ただいま」というつもりはあるんだよね。
と繰り返している。

「行ってきます」は「ただいま」と対。つまり「帰ってくる場所」と思ってはいる。
そのはずだよねと頭では考えるものの・・・分かってるんだよ、大した言葉じゃないって。

「帰りたくない」と思うくらい充実出来る時間を場所を何かを求めていくんだから。
帰ってくる約束なんてする気はないから、何も言わない、わけで。

むろんこの人だ、帰らないことになっても一度はそのことを伝えてくれるはず。ファンは大切にするから。新しい自分のサイトも開設したんだし。
だから、もう一度言葉を聞く(読む?)機会はある筈。

ま、もっとも、スケートに帰ってくるとは思っているけどね。そうじゃない確率は少ないだろうと。
そして日本にスケートに戻ってきて。
「ただいま帰りました」くらいは言うかな、「お帰りなさい」とファンは返すんだろうなあ。
でもそれも大した言葉じゃない。本当はそれは帰るのではなく選びなおされたものだから。
例え「お帰りなさい」と言ってくれるファンが一人もいなくても、戻るのならば戻ってくる。
自分が選んだ道を進んでいると、誇りを持って言えるようになるために出かけるのだろうし。

だから、大した言葉じゃない。「いってきます」も「ただいま帰りました」も「お帰りなさい」も。
でも、すがってる。言われた言葉と、もう一度交わせるかもしれない言葉にね。

映画「ロミオとジュリエット」を見ていないので、「I'm kissing you」がどういうシーンで使われたかは知らない。ただ、原作ではジュリエットは恋人を待ち続けているという態度すら出来ず、街を離れた恋人を想っていた筈。
背筋を伸ばしてプライドを持って日々を送って、それでも心はときどき飛んでいく。
まあ、この場合恋人じゃないし、私もいつまでファンやってるかなんて分かったもんじゃないけどね。
取りあえず彼がラストに滑った「I'm kissing you」、しばらく私にもテーマソングだ。

ついでに言うと織田くんが大輔さんについて語った言葉にもすがってる。
「人生、人それぞれだと思うので僕が言える立場ではないですが、今やりたいことがある風にすごく感じるので、頑張って欲しい。」

自分の心の帆一杯に風を受けているのだといいなあ。


この間ガラケーからスマホに変えて、インスタグラム始めようかと思いつつそのままだったんだけど、設定しなきゃ。
多分、時折インスタにはアップしてくれるはず、これからも。