つづき

 

そして 念願の

知覧へ 車

 

知覧特攻平和会館 ビル  

 

引き上げられたゼロ戦 飛行機

 

 

館内撮影禁止 ビックリマーク

遺書は たくさん展示 !!

 

その中で 心に深く残った

遺書を 3通 

あらためて

調べ直しました 本

 

 

穴沢利夫大尉より婚約者の智恵子さんへ

 

「二人で力を合わせて努めて来たが 終に実を結ばずに 終わった。

希望も持ちながらも 心の一隅であんなにも恐れていた“時期を失する”ということが

実現して了ったのである。

今は 徒に過去に於ける長い交際のあとを たどりたくない。
問題は 今後にあるのだから。
常に正しい判断を あなたの頭脳は 与えて進ませてくれることと信ずる。
然し それとは別個に 
婚約をしてあった男性として

散ってゆく男子として 女性であるあなたに 少し言って往きたい。
あなたの幸を希う以外に 何物もない。
徒に 過去の小義に拘るなかれ。あなたは 過去に生きるのではない。
勇気をもって 過去を忘れ 将来に 新活面を見出すこと。

 あなたは 今後の一時々々の現実の中に 生きるのだ。
穴沢は 現実の世界には もう存在しない。
智恵子。
会いたい、話したい、無性に。
今後は 明るく朗らかに。 自分も負けずに 朗らかに笑って往く。」

 

 

 

相花信夫少尉より継母へ

 

「母上様 御元気ですか 永い間 本当に有難うございました
我六歳の時より 育て下されし母
継母とは言え 世の此の種の母にある如き
不祥事は 一度たりとてなく  慈しみ育て下されし母
有難い母 尊い母
俺は 幸福であった
ついに最後迄 「お母さん」と呼ばざりし俺
幾度か思い切って呼ばんとしたが  何と 意志薄弱な俺だったろう
母上 お許し下さい
さぞ 淋しかったでしょう
今こそ大声で 呼ばして 頂きます
お母さん お母さん お母さんと」

 

 

 

藤井一中尉とその家族

 

特攻の生徒たちが 続々亡くなってたので

自ら何度も 特攻志願した藤井教官、

30歳を超え、さらに 妻子持ちは 原則特攻には なれないため、

夫の邪魔をしてはいけないと 2人の娘を連れ妻は 入水自殺した。

 

 

 

 

 

 

三角兵舎 
特攻隊員の宿舎
敵の目を欺くため 松林の中に 半地下壕を作り

屋根には 杉の幼木を 被せ偽装していた

 

隊員たちは

最後の夜を 星空

ここで 過ごしました

 

見学した後は 目

悲しくて 悲しくて 汗

やりきれません しょぼん

 

このあと 指宿へ 車

 

つづく