山鹿市の櫻町温泉ら平山温泉方面へ向かった。
平成24年 1月 21日 土曜日 午前8時45分
平山温泉の町に入ったら、こんなたて看板がありました。
・・・・どれどれ・・元湯までもうちょいだな。
・・・・≪平山温泉観光協会 ≫・・・・
九州88湯 第32湯 平山温泉元湯/(平山温泉):熊本県
料金200円。外湯。
駐車場約30台。
営業時間 6:00-21:30
硫黄系単純温泉。希白色透明。湯の花あり。
内湯。
↓ おお道沿いにあった。
↓ 湯気でモヤってますが、
窓の外には露天湯らしい浴槽がいくつもあった。
↓ 元湯成分表
単純温泉ではあるが塩化物イオン炭酸水素イオン
微量に硫化水素イオンが含まれる。
ここにもラドン濃度0.49マッヘだが少量ラドンが含有されている。
湯の中に硫黄の湯の花がある。
この元湯では硫黄泉の香りがとってもいい。
この湯が200円だとは・・・硫黄泉通にはたまらない。
《ラドンについて》
別府八湯にはラドンが含有する温泉はない。
菊池市の泗水の温泉や平山温泉にはラドンの含有が認められる。
昔、広島の湯来温泉や鳥取の三朝温泉に行っていた。
湯来温泉や三朝温泉はラドンの含有量が多い温泉である。
そのラドンとはなんだろう。
ラドンについてやませみ先生の「温泉の科学」で勉強してみた。
ラドンは不活性の気体で、ラジウム(アルカリ土類)の壊変によって発生する。
壊変とは:
原子核が放射線を放出することにより、 性質の異なる別の原子核になること。
ウランU238壊変系列 (ラドンRn222生成)
トリウムTh232壊変系列 (ラドンRn229生成)
ラドン気体が含まれる温泉は放射能泉に分類される。
今社会で問題になっているセシウムは半減期30年に対して
ラジウムの半減期は1622年でありますが、ラジウム226から発生するラドン
222の半減期は3.825日でα線を放出して約10日で消滅してしまう。
ラドン泉はそのラジウムが地中深くにあってそこで発生したラドンが温泉水と
なって出てくるものが多いと考えられている。
温泉と一緒に出てくるラドンは半減期が短いためほとんど消滅してしまうだろう。
温泉に含まれるその気体を吸うと効能があるという理屈だろう。
ラドンについてはキュリーとかマッヘとか言う単位で測定されるようだ。難しいなぁ。
詳しくは下記のページを参照してください。
これらは更なる研究が進むだろう。
[ラドン温泉と健康に関する文献 ]・・・ATOMICA原子力百科事典 へのリンク
平山温泉の元湯の硫黄泉。
やっぱ~硫黄泉は{うぅ~~ん。きっくぅ~ぅ~}・・・・いいねぇ。
わしは~硫黄泉で熱い湯が好きなんだろうね。
このあと・・・”湯の○”に向かう。