「(仮称)ジョイフルタウン釧路」

 

株式会社ジョイフルエーケーの木村勇介社長とは、日台親善協会繋がりで、5月に札幌で開催された、

台北駐日経済文化代表処札幌分処主催による、中華民國第16任總統副總統就職祝賀茶話會でお会いし、「鳥取」繋がりで話に花が咲きました。

 

昨日は、釧路市鳥取南4丁目で建設中の「(仮称)ジョイフルタウン釧路」の説明会に参加。

 

中心市街地とは、商店街などの商業機能に加え、居住機能、公共機能、文化娯楽機能の他に、歴史的建造物・公園等の様々な都市機能が集積し、その都市を特徴付けている、いわば「まちの顔」とも言うべき地域です。

 

しかし、車社会の急速な進展に伴い、居住や消費の郊外化が進んだ結果、多くの地方都市において、中心市街地の空洞化が深刻化しております。

 

釧路市においても例外ではなく、郊外にはイオン釧路昭和店、中心市街地の大型商業施設は全て撤退し、廃墟や空きテナントビルが目立っております。

中心市街地の活性化を目指し、釧路都心部まちづくり計画では、駅前広場やバスターミナルの再整備、北大通の歩道を広げることにより、人々が居心地よく歩き、留まることができるウォーカブルな空間を生み出し、賑わいを創出することを計画しております。

 

さて、道内でホームセンターなどを展開する株式会社ジョイフルエーケーは、日本製紙釧路工場の一部土地を利用して、複合商業施設、仮称「ジョイフルタウン釧路」の建設工事を開始しました。

 

敷地面積は、約3万35坪で店舗は6棟で構成。店舗面積の合計は、約8418坪。商圏範囲は半径7キロで、釧路市と釧路町から1日当たり2万人の集客を計画し、2025年7月頃の営業開始を予定しているそうです。

 

釧路市の中心市街地活性化についての議論において、「鳥取昭和地域への人の流れは無視できない」という視点は非常に重要であると考えます。