鳥取県倉吉市にある「ふるさと工芸館」。こちらには、鳥取県の伝統ある工芸品のひとつ「倉吉絣(くらよしがすり)」を使ったのれんやかばん、コースターなど、いろいろなものが絣で作られ、展示販売されています。
倉吉絣の歴史は、江戸時代から木綿が特産品として生産され、その中で亀や鶴、松などの美術的で精巧な絵絣が生まれました。明治時代には全国へと販売されていましたが、時代の流れで次第に衰退していきました。
しかし、この絣の美しさに魅かれた方々が当時の技法を学び、「倉吉絣保存会」が結成され、継承されています。
ふるさと工芸館内では、その倉吉絣の機織り実演を自由に見学することができます!
機織りの知識がないもので、どうやったらこんなに精密な柄ができるのか気になったので伺ってみました。
まず、糸を染める前に柄を決め、柄の白い部分は染まらないように糸で縛ります。そして、藍で糸を染めて機織りに使われるとのこと!糸を染める段階から計算されているなんて、驚きでした☆話によると、機織りも楽しいけれど、柄を決めて糸を染めるのもとても楽しいとのこと!
また、この実演されている機織り機は当時のもので釘一本使われてないので、木を抜くと折りたたんでしまえるそうです。昔の人の知恵ってすごいな、と感心。
機織りを見ていると、まるで当時に戻ったような感覚で穏やかに時を過ごすことができました。
倉吉絣保存会
倉吉市東仲町2606倉吉ふるさと工芸館内【Googleマップ 】
TEL 0858-23-2255
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