こんにちは!スタッフKです
4月24日にオープンした「上淀 白鳳の丘展示館」に行ってきました~!
こちらは、国内最古級の彩色仏教壁画が出土した「国史跡・上淀廃寺跡」のガイダンス施設として、米子市淀江歴史民俗資料館を改修・増築して整備が進められてきました。
館内には、古代の山陰の歴史を紐解く出土品が所狭しと並べられています
こちらは弥生時代の絵画土器。
壷の首に絵が描いてありますが、グルリと一周でひとつの物語になっているそうです。
これだけ沢山の絵が描いてある壷が出土するのは珍しく、考古学的に様々な事が読み取れる大変貴重な資料となっているんだとか!
井出挟3号古墳の周りの溝から出土した、形象埴輪。
こちらは、公民館を建てようとした際に盾持人、鳥、鹿など、
様々な形の埴輪が大量に発見されました。
この三体は「盾持人(たてもちびと)」といって、おそらく真ん中の埴輪が位の高い存在であったと考えられています。
この盾持人は西日本での出土例は少なく、さらに3体ともほぼ原型を留めた形で発見されています。
そして![]()
上淀廃寺跡が一躍全国に知られるようになったきっかけの出土品がコチラ
飛鳥・奈良時代の寺院跡・上淀廃寺跡から出土した壁画です
こちらは法隆寺金堂壁画に匹敵するほどの、国内最古級の仏教壁画で
行者を守護する神将が描かれています。
当時は、この絵が描かれたお煎餅もあったんですよ♪
私はその当時小学生でしたが、子供心ながらに食べるのは恐れ多い気がしてたのを記憶しています
そしてこの度、第二展示室を増築され、復元されたのがこの金堂です!
真っ白な白壁と、鮮やかな朱色がとっても眩しいです☆
この金堂の中に入っていくとー…
ドーン!!!
高さ3・8メートルの釈迦如来座像が鎮座していらっしゃいます!
物凄い迫力です!
その後ろには、横約1・5メートルの「釈迦説法図」の仏教壁画も配してあります。
極彩色ゆたかですよね~☆
この金堂はすべて当時の原寸大で再現されているとの事で、
古代寺院の内部を原寸大で再現するのは、全国で初めての事だそうです
その他にも、たくさんのご紹介したい見所があるのですが!
それは是非、生で、ご自分の目で見て・感じていただきたいと思いますっ
ひとつの土器を見ても、
“これを使っていた人はどんな人なんだろうか”
“この器はどんな風に使われていたのだろうか”
また、
“日本海に面した地方に、何故この様な立派な寺院が建立され、
法隆寺とならぶ仏教壁画が描かれたのか”
などなど…古代ロマンへの空想は無限大に広がります!
はるか昔、1300年前の風を体感しに、ぜひおでかけください
鳥取県米子市淀江町福岡977-2
TEL・FAX 0859-56-2271
開館時間 9:30~18:00(入館は17:30まで)
休館日 毎週火曜・年末年始
入館料 一般300円、高大学生150円、団体1人につき50円引き
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