こんばんは。
一昨日付けで妻が20年勤めた会社を退職。
前職が中学校の教員でしたが、部活等々で休みの無い生活だったこともあり、結婚を機に退職してから勤め始めた会社。
中小でしたが、実に社員重視の会社でしたし、マーケティング系だったので不景気の最中でも景気の良い時期もかなりあり、そう言えば報道ステーションに出演したりもしてましたね。
結婚、出産、そして脳梗塞と色々と有りましたが、数年前に会社が今流行のM&Aで吸収合併され、望まない転籍と経理の仕事が嫌で嫌でという感じで、元会社の社員も殆どが会社を去っていく中、彼女も決意。
思い立ったら早いもので、2箇月で退職、今日はその20年来の仲間たちと昼過ぎから終電まで飲むそうです。
長男が連休中なので次男を任せるつもりでしたが、まさかの高熱でダウン、次男も昼から酷い喘息発作となり、自分は自分で1週間前辺りからジワジワ悪くなっていた肩痛がモノを持つのがキツイレベルまで悪化しながら、今日はワンオペ家事、ようやく一息つきました。
特に次男は基本全く手の掛からない子なので、こういう時でも無ければ1日一緒にいることも殆どないので、たまには良いですね。
後は、夜中救急搬送レベルにならないことを祈りつつ、これから明日の競馬予想をしたいと思います。
さて、昨日はサッカー日本代表のWアジア最終予選インドネシア戦が有り、4-0で快勝。
ただ、内容的には前半戦5戦の中でも最も悪く、前半10分の鈴木彩艶のセーブが無ければどう転んでいたか分からない試合でした。
3バックも研究し尽くされてきており、カウンターで3-3の形を作られることが多々、豪雨の中始まったことからルーズボールの処理が難しい場面も多く有り、結果クリーンシートで終えましたが、カウンターの質が高い相手だったら、かなりの確率でやられている場面も幾つか有りました。
攻撃面でも、良い点は限られる中、偶然性に寄らずにしっかり崩し切った前半の2点、そして後半の2点は個の力でしっかり取り切った2点と、終わってみればスコア上は完勝。
解説の小野伸二も「決定力不足なんて言葉ありましたね」と過去のものにする程、どのゴールもクオリティ高く、課題だらけの中でも勝てるこのチームの強味が存分に発揮された試合でした。
その中でも、思わず涙腺が崩壊してしまったのが4点目。
オランダのAZからプレミアのサウサンプトンへ移籍後もクラブチームでは好調を保っている右サイドバックの菅原由勢ですが、3バック採用に伴い、最終予選はここまで未出場。
17歳7か月で開幕先発でプロデビュー、18歳でオランダに渡ったエリートも、東京五輪では選出かれ漏れ、今年のアジア杯でも、ミーティングでの居眠り疑惑から始まり、身長差を突かれる戦術にハマりベスト8敗退の戦犯の1人に。
その後、クラブでは結果を出し続けるも、代表では蚊帳の外。
ムードメーカー的な存在で有るものの、まだまだ24歳の若者、メンタル面が本当に心配だっただけに、昨夜のニアサイドの角度のないところからの一閃には、思わず声も出ましたし、何より感動したのがマンオブザマッチに選ばれた試合後のインタビュー。
「素晴らしい指示のおかげでゴールできた」と監督を称えつつ、「最終予選が始まってから悔しい思いをしてきた。今日だってスタメンに名前が無くて悔しかった。そういう気持ちが原動力になったと思う。これまで何回も自分に対して苛立ち、他の人に矢印を向けそうになることもあった」と。
それでも、、「ピッチに入って自分を証明することが日頃の結果に繋がって来る」、「監督も含め皆が常にモチベーションを上げる言葉をけてくれた、全員に感謝したい」と締められました。
今の代表は、プレイの献身性だけでなく、ピッチ外でのそれも求められるだけに、特に若い選手たちには我慢に我慢を重ねている選手も多いと思いますが、限られたチャンスをモノにする選手が多いのも、それだけベンチのムード、そして選手の管理体制が良いのでしょう。
そして何より、それに応える選手の努力が素晴らしく、決してチーム状況が良く無い中でも、彼の持つポテンシャル、特に、キックの精度と破壊力はピカイチなだけに、今までは縦突破とクロスばかりフォーカスされていましたが、新たな武器がチームに加わりましたね。
これで前半の5試合が終わりました。
2位に勝ち点7差、得点19、失点1(オウンゴール)の得失点差+18は壮観ですね。
僅か1勝しかサウジもオーストラリアも出来なかったことから2位以下が大混戦だけに、火曜日の次節が年内最後の試合となりますが、2位以下が勝ち点1しか積めず、日本が中国に勝つようであれば、3位と勝ち点10差がつく可能性が有り、残り4試合で迎える3月のバーレーン戦で早くも本戦出場が決まる可能性が有ります。
同試合は現地観戦予定なので、次節は日本の勝利は勿論、バーレーン、インドネシアに頑張って貰いたいと思います。
それでは、本題。
明日は、この秋1番、馬券が堅いとG1シリーズ開幕前から思っていたマイルCS。
春は、香港のロマンチックウォリアーに敗れたものの、日本馬上位4番人気がそのまま2~5着としっかり結果を出しました。
秋の京都開催は、今年は変則で来月も連続開催になりますが、気温低下と週末の雨の影響で、今年も例年と同様、かなり馬場が荒れ、力の要る馬場になって来ており、どちらかと言うとmパワー寄りのマイラーが多い現在のマイル路線からも、シーズン開始前からイメージしていました。
個人的に想い出のレースは、サッカーの話との関連で恐縮ですが、1997年。
同日の夜、ジョホールバルの歓喜で日本は初めてのW杯出場を決めるのですが、この日の夕方も、1頭の優駿、タイキシャトルが世界に向けて羽ばたくきっかけの勝利を挙げました。
西日に光る栗毛が実に美しかったのも印象的でしたが、それ以上に印象的だったのがハナ争い。
3歳馬同士のハナ争いは、桜花賞馬のキョウエイマーチが制し、稀代の快速馬のサイレンススズカがハナに立てず、そのまま鞍ズレを起こして惨敗。
一方、ハナを奪ったキョウエイマーチは、テンの3F33.2、5F56.5の超ハイペースを粘り2着。
勝ったタイキシャトルは翌年のジャックルマロワ賞を制し、日本馬による主要G1競走初制覇を果たしましたが、2着に粘ったキョウエイマーチの父は凱旋門賞馬のダンシングブレーヴ、その翌年はテスコボーイ系のエアジハード、サンデー系全盛の中でもカンパニーが8歳で勝つなど、マイルCSは欧州種牡馬というイメージは、競馬を観始めた当初から有ります。
先月末に、欧州マイルチャンピオンのチャリンの出走が表明され、その感想については、2つ前の記事で書いたとおり。
前日の力の要る馬場は欧州血統だけでなく、スノーフェアリー、サプレザ等々欧州馬にも相性が良いという点で、春の安田記念同様、国内外の人気馬同士の面白いレースが観られるだろうというところで、予想は以下のとおりです。
★マイルCS
◎チャリン
○ソウルラッシュ
▲ナミュール
△ブレイディヴェーグ
×オオバンブルマイ、マテンロウスカイ、レイベリング、セリフォス、ジュンブロッサム
日曜日の京都は雨模様かどうかで上位4頭の印の順番が多少変わりますが、決着時計1:33.5より掛かることを希望ということでこの印。
ドバイターフを軸として考えれば、実力的にQE2の着差分チャリンの能力は抜けており、揉まれる心配の少ない外枠、時計の多少掛かる馬場と条件も揃ったことから、人気でも寧ろ積極的に買いたいところ。
同じ時計レンジであれば、まず崩れないのがソウルラッシュで、こちらも父は欧州色の強いルーラーシップにマンカフェ血統的には国内組でナミュールと共に絶対的に合うだけに、団野騎手と共に悲願のG1制覇を。
前述のキョウエイマーチの血を内包し、父欧州馬のハービンジャーで充実一途のナミュールは海外実績のとおり日本最強マイラーという評価ですが、ラスト2F特化型に、何でもかんでもポジションを取りに行くクリスチャンが合うかどうか。
走っても走っても人気にならない馬なのでオッズ的には買いですが、ユタカ騎手や康太騎手なら自信の本命でもあっただけに、この乗り替わり分評価を下げました。
難しいのはブレイディヴェーグ。
祖母ミュージカルウェイはフランス産であるものの、それ以外は米血色が濃い血統ですが、カナロアの距離短縮、そして1週前のエリ女を去年完勝していることから、極端に評価を下げることも出来ず。
前走が圧巻の競馬で、あの競馬を観た後に5倍前後単勝がつくならという考え方も出来ますし、その一方、初の中5週で輸送競馬がどうかという見方も出来ますが、もし明日、想像以上に時計が速くなる様であれば、最も嬉しいのがこの馬。
ルメール騎手も先週とは同じ轍を踏まないと思いますし、場合によっては頭で買うことも視野に入れつつ、今日の馬場であれば、追い込み切れずの4番手評価に。
他の人気馬、実績馬では、高速馬場でこそはジュンブロッサムとセリフォスということで抑え評価まで。
寧ろ買いたいのは、皆外を回る中で早め先頭から押し切りを狙うマテンロウスカイ、母父ディープで末脚のハマりそうなオオバンブルマイ、前走でとうとう素質が開花したフランケル産駒のレイベリングまで。
特にレイベリングは、テンハッピーローズで春に大万馬券を演出した津村騎手、サドラー×デインヒルの配合がいかにも合いそうな馬場だけに、少しだけ単複も買いたいと思います。
明日は、今年最後の東京競馬場参戦。
悔いのないように、しっかり勝負をしてきたいと思います。
それでは。