こんばんは。

 

改めて、昨日までの3日間、3回目のAKB-T旅行in北海道から帰りました。

 

 

…の話は、また時間のある時に。

 

怒涛の3日間でしたが、競馬を観始めて四半世紀、一口を初めて16年、間違いなく1つの夢が適った瞬間瞬間でしたし、かけがえのない経験をさせていただきました。

 

馬主のTさん、本当にありがとうございました。

現地でお世話になった方々、ありがとうございました。

 

それにしても、北海道は、朝晩は20℃を切る涼しさでしたが、昼間の暑さ…というより、湿気は、関東のそれと同じ。

北海道と言えば、10日程の蝦夷梅雨こそ有るものの、基本梅雨がないことで有名ですが、ここ5年くらいで一気に気候が変わったのか、札幌は特にそれを感じましたね。

 

とは言え、こっちが38℃のところ30℃弱ですから、この暑さには耐えられません…

 

腎陰虚だけでなく、水滞留が酷くなっている様で、水分摂取を1日2リットル以内に抑える指示を受けたので、外食は別ですが、家ではこの夏は基本断酒と清涼飲料水禁止、また、過度な水分補給をしない為にエアコンの中で過ごす様に指示を受けたので、出来るだけ大人しく暫くは生活しようと思います、出来るかな(笑)

 

今朝は流石に動けず、体調も酷かったものの、処置を受けて血と水が身体中に流れるようになりましたし、まずはあと2日、何とか今週を乗り切りたいと思います。

 

仕事もプライベートも山積みで、連絡や返信等も滞っていますが、愛馬の出走ラッシュも始まるので、このブログの更新を随時行いつつ、徐々に日常に戻りたいと思っています。

 

それでは、本題。

 

先週の競馬で、今年の2歳戦が始まった我が厩舎。

先陣を切ったのは、日曜日の函館5R芝1800m戦に出走したルージュマローネ。

 

 

山元での調整から1か月で20㎏減って474㎏での出走。

 

馬体重は理想的、歩様の硬さは暮れの牧場見学時と同様、単勝9.0倍の4番人気は、想定より人気はないと思いましたが、時間は、セレクトセールの下見開始直前。

 

小倉はちょっと異様なメンバーになったので、各牧場ここに有力馬を集めましたので、サンデー、社台、G1の順番に人気になるのは仕方ないでしょう。

 

午前中の雨で馬場も稍重と条件が揃いましたので、期待をもってレースを迎えました。

 

2024.07.07
7月7日レース後コメント(3着

横山和生騎手「追い切りの時から感じてはいましたが、今日跨って返し馬にいくと脚捌きの重さは感じました。溜めて切れるイメージはなかったので、スタートさえ決まれば前に行くつもりでしたが、軽く仕掛ければ反応しましたし、先頭に立つとすぐに収まってくれましたよ。走りに真面目な中でも折り合いに問題がないのは強みですね。ゆったりとしたペースから徐々に後ろの脚を削るイメージで運び、最後も反応はしてくれているんですけどね。芝向きの切れのある馬にはやられてしまった感じです。一瞬は突き抜けるかというところから伸び切れなかったあたり、現状はダートの方がいいのかもしれません。こういう中途半端に緩い馬場も、まだしっかりしていないのできつかったですね。この後、体がしっかりして脚を溜められるようになれば芝も十分こなすとは思いますが、勝負になるのはダートかなという印象です。能力は感じているので、すぐにチャンスはくると思いますよ

2024.07.10
函館競馬場→社台ファーム
本日(水)社台ファームへ移動しました。
栗田徹調教師「デビュー戦は積極的にハナを取ってリズム良く運べたのですが、やはりいい目標になってしまいましたね。かといってペースを上げていくわけにはいきませんから…。それでも最後まで抵抗してくれましたし、内容のあるレースだったと思います。使った後は昨日まで引き運動で様子を見ていたのですが、歩様は問題なかった反面、右前の球節周りに少し疲れが出ていたため、今日(水)社台ファームへ放牧に出しました。まずは馬体のメンテナンスを優先して進めてもらいますが、回復が早い場合は札幌開催で使うつもりで考えています。戦前から言っていたように、両前の出などを見ても次はダートの方がいいのではないかと思うので、出走の場合は1回札幌3週目の日曜1レース(ダ1700m)に引き続き横山和生騎手で向かう予定です」
※8月4日(日)札幌1R・2歳未勝利(ダ1700m)を横山和生騎手で予定。

 

結果は最良のものになりませんでしたが、良いレースでした。

 

最内枠からゲートを五分に出て、刻んだラップは、

 

12.9 - 12.5 - 13.1 - 13.6 - 13.3 - 13.0 - 12.2 - 11.8 - 11.6
 

開催後半の馬場に降雨ですから、道中のラップはこんなものでしょう。

 

上手く脚を溜められましたし、何より、オンとオフ、緩急をしっかりつけられる癖の無さが素晴らしいですね。

 

無理にぶっ放せばもう1つ前の着順は有ったと思いますが、新馬は勝ち負け以上に内容重視は当たり前、4角でも抱えることが出来ましたし、相手が走らなければ突き放せたと思いますが、向こう正面の時点でマジックサンズがこれは本物だと分かったので、仕掛けが遅かれ早かれ、どう乗っても無理な競馬でしたから、寧ろよく抵抗出来たと思います。

 

負けたのは悔しいことは悔しいですが、ダイワメジャー×カジノドライヴの肌馬で、これだけ行儀良い競馬が出来れば、新馬としては100点でしょう。

 

それと共に、次走がすぐ札幌のダート戦と発表されたのも規定路線。

 

前日に勝ち切っていたルージュピルエットより芝をこなせる牧場の評価でしたが、配合的にはこちらの方がよりダートによっていますし、新馬戦のとおり、芝では勝ち上がることは出来ても、その上の上となるとなかなか厳しいのは自明の理。

 

それなら気の良さと馬体が向き、何より芝より上を目指せるダートに早々に矛先を替えた方が夢が拡がります。

 

我が厩舎ですと、サーマルソアリングくらいのポテンシャルが有れば、脚元が有る程度固まってきてからのダート変更も問題ないですが、基本は芝とダート、走法が違いますし、その使われ方によって走法だけでなく体つきも変わって来ますから、その決断は早いに越したことは無いですからね。

 

球節周りの疲れの指摘は、サンデーも社台も今年は新馬後の言及が特に多いので、こちらも定例文でしょう。

 

札幌のダート戦は、他場以上にメンバーが集まるので、相手関係は気になるところでは有りますが、まずは無事に立て直し、レースに向かって態勢を整えてくれればと思います。

 

もう1頭のバズアップビートは、他馬の出走も控えているので、また近いうちに。

 

それでは。