こんばんは。

 

昨日の体調不良も、今日は朝の用事を済ませた後は、午後も夕方までひたすら寝て概ね回復。

あまりにも疲れもそうですが、脳疲労、ストレスも溜まっていたので、夕飯前に数日行けていなかったジムに行ってトレーニングしたらそれでスッキリ、森高千里が「ストレスが地球をダメにする」と昔言っていましたが、今でも名言だと思っています(笑)

 

今日は朝から2年に1回の車検。

 

今の車は、新古車で、もう16年乗っていますが、ここまで故障らしい故障どころか不具合も一切なし。

ここに来て、ドアミラーがボタンを押しても反応しなくなったくらいですが、その原因が自分では分からず、その費用を3万円程見込んでいましたが、調べて貰ったら何のことはない、電気系統のトラブルで、ヒューズ交換4000円(ヒューズ自体は400円)のみ、後も一切不具合なし。

 

これを機に、ブレーキ回り、エンジン回りの消耗品等の精査、フロントガラスの撥水や車内外の洗車までお願いしても、今回は10万まで行かず、随分とお得に上がりました。

 

車検に出す際、レンタル倉庫から出して積みっぱなしになった荷物が有ったので、車検の際に荷下ろし。

中を確認すると…

 

 

競馬用の鞭が1本。

 

 

 

サイン入りということで、メイショウボーラーの3歳春に使い、皐月賞でも使っていた、福永祐一現調教師の鞭です。

何処にしまったか忘れていましたが、ひょっこり出てきました。

 

妻が一時期祐一にハマっていて、我が家には色々とお宝が有りますが、保管が雑なので、行方不明の物も多く…(笑)

 

因みに我が家では、特に妻が、彼のことは「いっくん」から始まり、揶揄するときは「頭脳派」、「大先生」と呼んでいますし、ユタカについては、特に50歳を過ぎてからは「変態エロジジイ」と呼んでいますが、昨日の池添の一件と言い、これ位の付き合い方が、個人的には本質を突いていると思いますね(笑)

 

それでは本題。

 

5週ぶりの愛馬の出走、昨日は巴賞のモントライゼの記事を書きましたが、今日は本当のメイン。

 

北九州記念に川田騎手鞍上で出走するサーマルウインド。

 

2歳時の入厩後トラブルで1日で退厩、慢性的な脚部不安、新馬戦で馬群で揉まれたら一切走らず、1倍台の人気で掲示板を外す暴挙等々、色々と有りましたが、5歳夏、14戦目にして、重賞制覇の大きなチャンスがやってきました。

 

 

24/6/23  栗東TC
30日の小倉競馬(北九州記念・芝1200m)に特別登録を行いました。同レースはフルゲート18頭のところ、本馬を含めて24頭の登録があります。

24/6/27  栗東TC
26日は栗東坂路で追い切りました(52秒5-38秒0-24秒8-12秒0)。27日は軽めの調整を行いました。「栗東に行ってから数週間が経ちますが、正直行った直後は繊細さを表に出してゴネてしまったんです。そこから、特に速めのところをやるときは入り口を毎回変えて、悟られにくいよう工夫しながらやってきたことで、この馬としてはまずまずスムーズに調整できています。先週は川田ジョッキーに乗ってもらって感触をつかんでもらって、感じたことをフィードバックしてもらい、レースまでの10日間でより良くできるようにするにはこうしたほうがいいのではないかといった細やかなところも含めてアドバイスをもらうこともできましたので、そのことを踏まえつつ調整しています。特にハミのあたり方などに修正を加えたことで苦しさが薄れているのか雰囲気良く調整ができていますよ。今週は坂路で追い切ったところ、気分、リズムともに良く、いい走りができたとスタッフから報告を受けています。上がりも大丈夫そうですね。短い期間とはいえ栗東で有意義な時間を過ごすことができましたし、いい形でレースへ向かえそうですから楽しみにしたいです。もちろん、この後も気を抜かずに調整してレースに備えていきます」(奥村武師)30日の小倉競馬(北九州記念・芝1200m)に川田騎手で出走いたします。

 

昨年末のターコイズS。

 

スローの番手から絶好の手応えも伸びきれなかったのは、マイルの長さも多少はあったかもしれませんが、それ以上に、馬がトップスピードに入るのを嫌がる、面倒くさがる、鈍らな性格故とのことを陣営はこの1戦で見ぬきました。

 

馬自身の距離適性は間違いなく1400mがベストですが、陣営が選んだのは1200m。

馬にズルさを使わせない為というのが主眼ですし、初のスプリント戦となった春雷Sでデビュー戦以来のコンビを組んだ川田騎手は、勝負どころで競馬を止めようとした馬を叱咤し、最後まで伸ばす競馬をしてくれました。

 

タイム差なしで敗れたサトノレーヴは次走函館SSを圧勝。

 

春雷Sの時点で、スプリンターズSの本命は彼だろうと思っていましたから、正直、彼相手にサーマルがここまで出来ると思っていなかっただけに、あの相手に、いきなり結果を出せたことで、我々も、おそらく陣営も、相当な手応えを掴んだことでしょう。

 

北海道では調整が難しいことから、敢えて長距離輸送覚悟で、北九州記念をターゲットにしたのは、栗東留学からの輸送のメリットも有りますが、大目標のスプリンターズSから逆算して、中3か月となるここがベストと、陣営が判断したからでしょう。

 

後は、川田騎手主戦のママコチャがCBC賞を使うので、その兼ね合いも大きかったのではないでしょうか。

 

地力的には、この中でも屈指のモノを持っているのは間違いないですが、同レースに出走するに当たっての問題2点。

 

1点目は、3歳馬との斤量差。

中京開催であれば、急坂を考慮してそこまで参戦が無いと思いますが、今年は平坦の小倉ということが理由か、葵Sの1~3着馬がよりによって全頭出てくることに。

 

性差による補正を加味する斤量では、サーマルウインド57.5㎏に対し、3頭は54・55㎏。

スプリンターは得てして完成が早いことから、この斤量差のハンデは2点目を踏まえると、本当に大きなものになります。

 

そしてその2点目は、馬場状態。

いつも開催後半、晩夏の風物詩レースの同レースが、今年はよりによって小倉の開幕週。

 

一昨年はCBC賞として同条件で行われ、逃げ切ったテイエムスパーダの勝ち時計は何と1:05.8!

48㎏という斤量の恩恵も有りましたが、超の付く高速決着必至となれば、前述の斤量差も大きく響きますし、何より、時計が掛かった方が良いサーマルウインドにとって、大きなビハインドとなります。

 

それ故に、この1週間、雨乞いに次ぐ雨乞いを心の中で行ってきましたが(笑)

それが奏功し、週中まとまった雨がかなり降り、今日の開催中の降雨は無かったものの、現在、そして、明日も降雨予報が出ています。

 

やるだけのことはやったのに、今日の開催発表は、何と良馬場。。。

 

まぁ、排水設備に優れている小倉ではよく有ること、含水率等の指標は不良に近い重馬場でしたが、開幕週の状態も踏まえ、両馬場発表となり、実際、その影響も少なくなると思われましたが…昼寝明けに今日の競馬を振り返り、思わずニヤリ。

 

朝から時計も上がりも掛かり続け、レースによってはしっかり外差しも効く馬場。

 

1勝クラスで比較的メンバーの揃った最終レースの1勝クラスでも、勝ち時計は1:09.0、前後半34.1-34.9mの後傾ラップで、辛うじて2,3着はインで粘り込みましたが、勝ち馬は外から進出した馬で、後方から詰めた馬も掲示板の下で僅差で走破していました。

 

その要因は、小倉開催が、例年より1か月も早く始まったことでしょう。

 

前面野芝の小倉競馬場の芝。

 

2回小倉開催が終わってから、芝の育成、張替を行いますし、今年もそうでしたが、開催前の馬場写真を見ると、瑞々しい芝は内目に集中しており、全面薄い緑で綺麗な小倉開催に有って、芝の育成自体も例年ほど進まず、張替面積も少なかったのでは…

 

願望込みでこの仮説を考えていましたが、今日の競馬を見るにつけ、あながち間違ってはいなかったと、確信を得ました。

 

今晩、そして明日の降雨により、今日より馬場が良くなることはおそらく無く、決着時計はおそらく1:08.0程度。

 

ただ、芝の内側の状態は悪くなく、時計が掛かってもインが有利、そして馬場には十分な水分を含んでいるとなると、道悪3戦3勝、道悪のドレフォン産駒の同馬にとっては、これ以上ない条件下での競馬となります。

 

おまけに、絶対に引きたいと思っていた内枠を無事に引くことが出来ましたから、出走するに際し、全てのパーツが揃ったと言っても良いと思います。

 

馬場状態に、テンの速さはあまり関係ない中、ハナ争いとして、テイエムスパーダ、モズメイメイ、ジャスパークローネ、ピューロマジックと、稀代の逃げ馬がズラっと揃いましたから、それぞれの隊列が決まっても、相当な前傾ラップになることは必至でしょう。

 

3歳馬達は、真ん中より外枠に入ったことで、立ち回りのロスを少なくすることは不可能となると、サーマルは前走同様、インで脚を溜め、直線狭いところでも早目に割って来られれば、そのまま粘り込むことが出来るチャンスは十分有ると思います。

 

それをモノにする為にも、前走の出遅れは偶々だと思いますが、何としてもスタートだけは決めて欲しいと思います。

 

この時計レンジであれば、怖いのは3歳馬より、古馬。

 

外枠を引いたことはマイナスですが、ヨシノマイスターにとっては絶好の走破レンジですし、快速馬だらけで、番手競馬では力を出せない可能性が高いものの、ハナに立てればスプリンターズS4着の実力があるジャスパークローネの2頭は最も怖い存在。

 

後は、エイシンスポッター、カンチェンジュンガ辺りも十分走破圏内でしょうし、追い込みが効く競馬になれば、最内を引いたディヴィナシオンも、忘れた頃の一発が有っても…と思っています。

 

 

次男が卵を克服し、晴れて揚げ物も外で食べられるようになったので、地元の和幸でゲン担ぎもしてきましたので、次の大舞台に向けてというより、まずはこの千載一遇のチャンスを、何としてもモノにして欲しいと思います。

 

最後におまけですが、私の一口初勝利は、この小倉の芝1200m。

あれから15年、実に小倉では49連敗を喫しており、これが50戦目、連敗が節目の数字を迎えるか、それとも、ここで止めらるか…何としても止めたいところです。

 

それでは。