こんばんは。

 

昨日は、今年再開を果たした大学時代の友人と、西国分寺の千俵へ。

先日13周年を迎えられ、この日も団体さんが入り満員の中、開店から終電時間まで、ゆっくりさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お任せの特上コース。

追加注文の牛タンを加えた11品、特に牛タンとラム肉のステーキが絶品、〆のパスタも含め、赤ワインと合う素晴らしいコースでした。

 

終電が早い友人の帰宅後、マスターからサービスで頂いた食後酒(多分グラッパ)が…

 

 

大変美味しかったのですが、アルコール度数40,50度というのをすっかり忘れており、これで完全に良い気分に。

お陰で今日は目が覚めたら既に12時を回っており、二日酔いの身体の怠さがまだ抜けず…午前中はマンションの総会でしたが、委任状を出しておいて良かったです(^^;

 

お陰で競馬予想TVも見ることが出来ず、馬場状態の確認は京都5R。

 

藤田晋オーナーが、エリキのゴールセレブレーションの真似をするだけでなく、ノーザンの関係者勢揃いのウイナの雰囲気は、ただの新馬戦という感じではなかったですが、想像以上に早く雨が止んだこと、そして何より京都の排水設備が素晴らしすぎて、時計は掛かっているものの、そこまで巧拙に影響が出ることのない、普通の重馬場という感じで、メインの宝塚記念を迎えました。

 

結果は、正直思い出したくもないもので…

 

想像どおりの馬場状態、そして展開になったにもかかわらず、取った馬券は馬連のみ、しかも、人気2頭が飛び、3番人気と7番人気の組み合わせで馬連が48.9倍しか付かないとは…そしてそして、べラジオを強気に切ってしまい、3連系の馬券が何もなく…

 

ソールオリエンスは単勝勝負で複勝を持っておらず…もう本当に何をやっているんだかという感じで、トリガミ以上に精神的ダメージが大きいです。

 

結果的には、殆ど使われていない外埒沿いを通った組が上位を締めましたが、重馬場の巧拙が決定打になったかどうかは、確かな影響は有ったものの、致命的に影響したかどうかは、各馬の個性次第という感じだったと思います。

 

と言うのも、勝ち時計2:12.0は、17年前のディープインパクトの勝ち時計より1秒速く、前者が稍重だったことを考えると、京都競馬場の暗渠排水設備の素晴らしさを実感する形になりました。

 

そして、向こう正面の上り坂で3F13秒近くかかったことから、ラスト4Fは11秒台、しかも中盤から前半のハイラップに、外目の進路を各馬が取ったことを考えると、上位はかなり速い脚を使っており、1,2着馬の推定上がり3Fは34.0秒と、重馬場のそれではありませんでしたね。

 

自信を持って人気2頭を切り切れず、、この程度なら対応出来ると踏んで配合的に満点だったジャスティンパレスに本命を打ちましたが、妥協の本命はダメですね。

 

重馬場影響は致命的ではなかたと思いますが、2枠からのスタートで発馬を決めきれず、道中馬場の悪いところを走らざるを得なかったこと、4コーナーも外に進路を取り切れなかった点で万事休す。

 

1つ外のベラジオオペラが、ハナに立つ勢いで1コーナーに入り、2コーナーでは外の番手を取り切ったことで自由に進路を確保出来たのとは実に対照的で…こういう競馬が出来ると思っていましたが、逆にこれが出来なければ、今日はダメという感じだったので、単穴程度に印は留めるべきでした、反省を超えて猛省。ここまで下がったのは、海外帰りで状態面も厳しかったところも有ったのでしょう。

 

1番人気のドウデュースは、想像どおりの負け。

上がり3位の脚を使い、伸びないインを伸びていますから、馬場の影響は皆無とは言いませんが、マイナス面という意味では、致命的ではなかった筈です。

 

ただ、この馬場になったことで、ユタカ騎手得意の埒沿い強襲が使えなくなったこと、そして何より、下り坂で一気にラップが上がったことから、早目に捲ることが出来ず…これは予想段階で、阪神なら捲れるけど京都なら捲れないと書いたとおりですが、ドウデュース得意のピッチ走法の強みを発揮する機会が京都コースではないだけに、外は進路ロスが相当発生するだけに、仕方なくインに入り…

 

ただ、大勢が決したのは、上り坂での最後方、今日はストライドで長い脚を使える馬のワンツーで、同じ位置にいましたが、キャラが違う馬の同じ位置は、あまりに意味が違い過ぎるだけに、今日はどう乗っても難しかったと思います。

 

後は、1週前の追い切り内容が凄すぎただけに、そこでピークアウト気味になるのは一流とて同じ、これも予感として有っただけに、結果的に抜けた1番人気にはなったものの、連複馬券はそれ程まで売れていなかったのは、皆それを見切っていたと言っても過言ではないでしょう。

 

ここからは勝ち馬の話。

 

ブローザホーンは、道悪巧者で勝ったと書かれていますが、確かにそうでも有りますが、上がり35,36秒台の決着ならともかく、34.0秒で上がっていますから、馬場適性以上に、タフな競馬でも、その末脚が衰えることはなく、長く良い脚を使える特性が活きた、こちらの方がしっくり来るでしょう。

 

春天本命で、その時はポジション的に1着までは届かなかったですが、同じ競馬で、今日は届く展開と馬場状態だった、ギャンブル乗りが身上の菅原騎手のブレない強さも活き、着差以上の完勝でした。

 

エピファネイアは春のG1・4勝目。

 

同馬はサンデーの4×3を持ち、サンデー直視の中でも気性面に相当難の有るデュランダルが母父ですから、同馬も阪神大賞典までは相当かかる面を見せていましたが、ここに来て、特にメンタル面が大人になってきたのでしょう。

 

サンデークロスを持つエピファ産駒は確かに走りますが、その要因は、エピファ産駒のメンタルの強さをより前面に出す効果が有り、2歳時からバンバン走りますが、エピファ産駒はあくまでロベルト系。

 

基本的には晩成種牡馬ですが、身体の完成していない時期でも、気持ちの強さで走ってしまうため、早々に心身ともにすり減らし、その結果伸び悩む馬が多いという結果を、最初の数世代見てきましたが、今年の活躍は、生産、育成、そしてデビュー後も、現場の人間がしっかり把握出来たことが実を結んだ形でしょう。

 

特に、同馬の様なステイヤータイプは時間が掛かるだけに、同馬もデビュー以来3回10週以上の休みが有りましたが、その度に強くなり、今回も春天から中7週、精神的な余裕をもちながら、もう一回り成長しての戴冠となりました。

 

2着馬もそうですが、出走馬中最軽量の2頭がワンツー、ステイヤー気質の問われるタフな競馬では、1枚素質が抜けていました。

 

如何にも凱旋門賞で見たい1頭ですが、予備登録がないので、それを実現するのは早くて来年でしょうか。

秋は国内に適鞍がなく、有馬記念も、ポジションが取れない弱みが出るレースだけに、検疫が厳しくても、個人的には豪州か、暮れの香港ヴァーズを目指して欲しいと思います。

 

悔しい結果となったものの、G1ではダービー以来の連対となったソールオリエンス。

予想段階で、同馬は晩成型のステイヤーと書きましたが、ここまでは向かない小回りを使い続けられていただけで、外回りに変わった瞬間、しっかりと走りました。

 

複勝400円…2度とつかないでしょう…本当に何で本命を打たなかったかと後悔しています。。。

 

菅原騎手同様、ギャンブル乗りは大得意の武史騎手ですが、勿体なかったのは、向こう正面で番手を大きく下げたこと。

 

5番手から下げるのは分かりますが、勝ち馬の後ろまで下げてしまったのは、結果的には完全に失策、先に仕掛けられていれば、若しくは…と思っていますが、ここまで結果が出ていなかったことが、そこは大きく影響しているでしょう。

 

ことあるごとに、4歳世代の低レベルが言及されていますが、ダービーは取りこぼしただけ、菊花賞は適性の差が出たことと調子も落としていたこと。

中山記念と大阪杯は適性的に論外のレース選択だったことから結果は出ませんでしたが、外回りであれば、古馬一線級の中でも上位の実力であることを示してくれました。

 

馬はこれから本格化するでしょうし、今日の結果を経て、武史騎手も少しずつ前で競馬をするようになるでしょう。

1度は手が離れましたが、もう騎手自身が手放さないと思いますから、勝負は来年でも、今年はJC、有馬記念でも常に注目したいと思います。

 

シュトルーヴェは連戦での上がり身が無かったことと、1枠はどうしようもなく、今日は彼の競馬にはなりませんでした。

ルージュエヴァイユは、逃げの手は確かに有りでしたが、これだけタフな展開になると、牝馬で逃げ切るのは厳しく、実力的なところも含めての鞍上の判断だったと思いますので、やることはやったのではないでしょうか。

 

次はいつになるか分からない京都での宝塚記念でしたが、改めて、京都の外回りと阪神の内回りの適性差を考えさせられる、良い機会になりましたし、その癖を掴んでいただけに、何で大勝り出来なかったか…秋競馬まで引き摺りそうな感じです。。。

 

それでは、本題。

 

宝塚記念の勝ち馬と同じエピファネイア産駒で、既にデビュー戦が決まっている、ビートマッチの22ことバズアップビート(牡・友道厩舎)。

 

2週前の追い切りは、いよいよその実力の片鱗を魅せるものでした。

 

 

24/6/20  友道厩舎
19日は軽めの調整を行いました。20日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで追い切りました。実質初めてのコース追いということで、新馬3頭で併せ馬です。最後方から進んで、直線は最内に入ってほぼ同入、6ハロン84秒2、ラスト1ハロン11秒3をマークしました。やればもっと動きそうですが、前進気勢が旺盛なので紙一重の部分もあり、そのあたりは気をつけて進めていきたいですね」(友道師)7月7日の小倉競馬(2歳新馬・芝1800m)に出走を予定しています。

 

 

同じ新馬の素質馬グティ等との3頭併せ、相手はまだデビューを先に抑えており、抑え気味の中、初めてしっかり終いを伸ばす稽古が出来、上々の時計で走れました。

 

育成段階から、稽古ではいくらでも時計が出そうという話だったので、その辺は師の見込みも同じということですが、とうとう「前進気勢が旺盛なので紙一重」というコメントが出ましたね。

 

サンデーを持たなくても、母の系統から考えても、前述のエピファの狂気をはらんでいるのは想定内。

予めそれを師が把握されているのは何よりで、クラシック路線を進むことになっても数を使えるタイプではないだけに、一千必勝を期す戦いが続くイメージを持っています。

 

レース当該週は輸送を控えていますから、今週の1週前追い切りが実質の最終追い切りとなるでしょう。

 

稽古もそうですし、競馬も、自分から走ってくれるタイプだと思いますが、競馬はあくまでタイムトライアルでは有りませんから、仕上げ過ぎない形でも、しっかり走れる状態で、レース当日を迎えて欲しいと思います。

 

4週間愛馬の出走が有りませんでしたが、今週はようやく、日曜メインで2頭出走が有ります。

葵Sの1~3着馬が出る北九州記念はハンデが相当カギになりそうなので、まずは明日のサーマルウインドのハンデの発表を待ちたいと思います。何とか54㎏、出来れば53㎏で出られれば…

 

それでは。