こんばんは。

 

先週末、今週末と40口の募集馬ツアー。

先週は競馬場も社台グループ及び関連クラブの関係者は殆どおらず、土曜日の競馬場はパドックも少し寂しい印象を受けました。

 

今日は午後からタイムラインもひと足早く千歳入りするポストで溢れており、逸る気持ちも有りますが、個人的にはあと3週間の我慢。

 

東京はまだ暑さも本格化せず、ジメジメとした梅雨入りはまだ1週間以上先ですから、梅雨真っただ中の間に、北の大地に逃げたいと思います(笑)

 

さて、6月募集のクラブ検討は佳境に入っており、私も断念した40口、そして、検討が終わっている東サラについても、昨夜時間が有ったので、気になる馬について見直し、改めてサンデーの動画見た後に東サラの動画を観るのは酷だなと感じましたが、それは置いておいて…

 

この6月募集は、一気に馬体が成長する夏前の時期、キャロの募集が行われる夏は、馬体が崩れる時期ではあるので、それはそれで難しいですが、この時期はまだ生まれの時期の影響も非常に多く、馬体もそうですし、特に尺については、完全に参考程度という感じの難しさは有りますね。

 

体重は馴致が始まる時期までに数10㎏増えることは珍しくないですし、体高もグッと伸びる馬も多いですが、大きく変わらないのは、管囲と、そして胸囲。

 

胸囲は本格的な乗り込みが始まれば、筋肉で自ずと増えてきますが、夜間放牧と青草を食み続けたくらいではあまり変わらないのが個人的な印象ですし、馬体診断的には、心臓の大きさを示す指標にもなるので、先入観としては、大きいに越したことはない印象は受けます。

 

ただ、何事にも帯に短し…と言いますので、参考程度に、2020年以降のキャロの募集時の胸囲185㎝以上の馬の戦績をまとめてみました。

 

 

2020年以降では僅か4頭、その内、バロネッサは追加募集でしたので、夏募集では僅か3頭。

サザリーバスターは未出走なので、残る2頭はいずれも勝ち上がり、勝ち鞍こそ伸びてはいないものの、近走でも惜しい競馬が続いているので、まだまだ成績は伸びるでしょう。

 

追加募集のバロネッサは、今年のフローラS1番人気馬。

気性面が災いし勝ち負けには至りませんでしたが、その前の未勝利戦を見ても、搭載しているエンジンの良さは疑いようもなく、これからが本当に楽しみな馬です。

 

胸囲の大きい基準は難しく、185㎝となるとかなり極端に広い部類に入るだけに、これだけの胸囲が有れば、自ずと馬体重も大きく出ており、それに伴う難しさの有る馬も多い印象ですが、そういう不安点を抱えながらも、なかなかのパフォーマンスを魅せている馬が多いだけに、個人的には、胸囲は多き過ぎても問題なく、他の尺とのバランス次第では、最も強い強調材料になる可能性も有るという風に捉えています。

 

ただ、注意する点も有って、各論的な話になりますが、種牡馬別の性別でも、胸囲については良し悪しが有る印象です。

しっかり統計を取っている訳ではないですが、例えば、キズナ産駒の牡馬を狙うなら、個人的には胸囲は薄い方が良い印象。

 

これは、キズナのストームキャット色を出し、胸前を厚くしてしまうと、血統的にもそれイコール、パワーに振れ、よりダート色が濃くなってしまうきらいが有るからです。

 

胸囲で馬を判断する場合は、配合傾向として本当にそれで良いかの吟味は当然必要になりますが、何でも良いから手っ取り早く走る馬が欲しいということであれば、総論的に捉えて良いかとは思います。

 

以上、出資検討の中で、ふと思ったことについて書き記しましたので、何かの参考になれば。

 

それでは、本題。

 

募集時の胸囲は、「175.5㎝」だった、ビートマッチの22ことバズアップビート(牡・父エピファネイア)。
早期デビューに向け、帰厩カウントダウンに入っていましたが、いよいよ帰厩、デビュー戦も予定どおりの番組に決まりました。

 

 

 

24/6/8  友道厩舎
7日に栗東トレセンへ帰厩しました。

24/6/13  友道厩舎
12日は軽めの調整を行いました。13日は栗東坂路で追い切りました(55秒4-39秒9-25秒2-12秒2)。「小倉開催を目標に先週帰厩させています。今朝は実質1本目ということで、坂路で馬なり程度の追い切りを行っています。同じ新馬を相手に追走し、最後は2馬身ほど先着。終いの反応はなかなか良かったですね。これでもまだまだ余裕はありますし、息の入りも現時点で問題ありません。ここから徐々にピッチを上げていって、2週目の芝1800m戦を目標にしていく予定です」(友道師)7月7日の小倉競馬(2歳新馬・芝1800m)を目標にしています。

 

時計一発目は及第点の動き、7月の1週目に目標が決まったことから逆算しても、あと8本追えますから、まずは小手調べの1本でした。

 

同厩のグティとの使い分けになるだろうと思っていましたが、あちらが早々に14日と聞いていたので、バズアップビートは7日だと思っていましたから、無事にここに収まり、ホッとしています。

 

毎年頭数が揃わない番組で、例年の中京ではなく、遠い小倉ですから、少頭数必至の1戦になるでしょうから、牧場やクラブの有力馬との対決も避けられると思うので、まずはそこに向けて無事に無事に行って欲しいと思います。

 

ちなみに昨年のこの番組(中京芝2000m)は、POG人気馬のドゥマイシング、ラケダイモーン、ミカエルバシャの対決になり、書いた順番の逆での決着となったものの、その後、3頭とも頭打ち状態で…最初の2頭はセレクトセール2億円強でしたが、改めて色々難しいと感じる1戦でしたし、特にこの2頭をPOG的にリスト外にしていたことは、勝敗をうらなう上で、大きかったと思っています。

 

6月デビューに加え、質の面で評判馬が難しい時期では有りますが、今月の会報でも、牧場スタッフから「重賞戦線での活躍を…」というコメントが出る位ですし、まずは無事に初陣を飾って欲しいと思います。

 

ちなみに、当日のレース時間は、ちょうど新千歳空港に着き、レンタカーに乗る前後になりそう。

 

1週スライドで、この日は函館でルージュマローネも出走予定なので、NHPに入る直前、旅の始まりに、良い景気付けが出来たら嬉しいなと思っています。

 

それでは。